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コロナ禍のハイブリッド授業って何?<6. オンデマンド動画の活用>

2020年12月 5日 (土) 投稿者: メディア社会コース

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これまでも授業中に動画を見せることはよくありました。ご覧のように、教室で大型モニターに動画を再生して視聴します。ハイブリッドの場合、遠隔で受講している学生に動画をどのように届けるのかがポイントになります。

Zoomでは動画を共有することが出来ますので、それで良いのではと思うかもしれませんが、動画の内容によってはカクカクと画像が止まってしまったり、音声が途切れ途切れになったりすることがあります。また、視聴している学生のネットワーク環境にも依存しているため、全員への情報保障を考慮するとZoomでの動画共有は避けたいと考えています。

そこで、私はYouTubeに本学の学生のみが視聴可能な限定公開にして、オンデマンド動画を各自で再生してもらうようにしています。

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また、字幕をつけることで、聞き間違いが防げたり、メモをとりやすくなったりします。初めて聞く専門用語は字幕があった方が理解しやすいでしょう。私は聴覚障害支援の研究をしていることから、字幕をつけることを始めましたが、聞こえる学生へのアンケートでは8割以上の学生が字幕があった方が良いと回答しました。

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大教室ではこのように授業が配信されています。オンデマンド動画も大きな画面で、大きな音で視聴出来ますので、これまでの授業と変わらず受講出来ているようです。むしろ、私がこんなに大きく映りますから、前よりも顔を覚えてもらえるようになったかもしれませんね。

明日は最後ですが、配信システム上でどのような信号の流れになっているのかまとめます。


メディア学部 吉岡 英樹

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略歴:バークリー音楽院ミュージックシンセシス科卒業後、(有)ウーロン舎に入社しMr.ChildrenやMy Little Loverなどのレコーディングスタッフや小林武史プロデューサーのマネージャーをつとめる。退社後CM音楽の作曲家やモバイルコンテンツのサウンドクリエイターなどを経て現職。1年次科目「音楽産業入門」を担当。現在のコンテンツビジネスイノベーション研究室は2020年度にて終了し、聴覚障害支援メディア研究室として新たなスタートを切る。


 

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