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本を読むこと(4)

2020年12月24日 (木) 投稿者: メディア社会コース

この7日間は読書の話にお付き合いを願っていますが、SFもミステリーも時間があれば読みますが、専門の本や論文以外で最も読んでいる分野はレシピです。私がレシピを読み始めた頃は、こんなに材料をそろえられない、二度揚げのような複雑なことはできないし油はどうかたづけたら良いんだと、やっぱり料理は出来ないなと思っていました。現在、その頃のレシピをみると子供向けの安全なものが沢山あったのに、わざわざ本格的なレシピを読んでいたようです。

 その頃既に古かったのですが、感銘をうけて(自分で作ることなど出来なかったレシピですが)いたものは、『丹羽家のおもてなし料理ー娘に伝える手作りの味』でした。これは作家の丹羽文夫の奥様がおもてなし料理を作るというものでした。これを書いた方の背筋が通った書き方に驚き、こんなことは出来ないなと思ったことを思い出します。

家庭料理から様々なことを考えること,本を読むこと,ここには出てきませんが人と話すこと,実はこれは全て社会学という学問につながっています.社会の意識や制度,ジェンダーや料理というのは研究の対象となっています.皆さんも大学で学んでみませんか?

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