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卒業研究「プロダクトデザイン」の最終発表会を実施しました。

2021年2月 8日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

毎年恒例の卒業研究の最終発表会を23日に実施しました。毎年、卒研生全員が各自の研究成果をA1サイズのポスターで表現し、このポスターを発表時間内に掲示します。学会のポスター発表と同じ形式です。卒研生はポスターに表現した内容をレビュアの先生に丁寧に説明し、さらに、たくさん参加してくれる1, 2, 3年生からの自由な質問に答えます。その結果、内容に興味を持ってもらえた卒研生ほどポスター展示時間の終盤には声がカラカラになります。その疲労は達成感の証とも言えますね。

しかし・・・、今年度はコロナ禍での発表です。遠隔リアルタイムでの最終発表会になりました。結果として、遠隔の良さも出て、落ち着いた雰囲気の発表会になりました。最終発表会は卒研の最終審査の場でもあります。このことを考慮し、万が一のアクセス上の不具合を避けるために、発表会への参加招待は、レビュアの先生、配属済み3年生、関連する演習を履修した2年生だけにさせて頂きました。発表時間中、参加希望の友人に発表のURLを伝えてよいかとの問い合わせがありました。参加自由でもよかったかなと反省しつつ、大事な場なので可能な限り確実さを重視すべきとの思いもあります。

この卒業研究「プロダクトデザイン」は、毎週の卒研ゼミにおける意見交換を重視しています。相手の目を見て、しぐさも含め、伝えたいことを各自が感じ取るなと、基本的には卒研ゼミは対面が大事だと思います。一方、今年度の経験から、順番に説明報告する回などは、通学時間の有効利用も考慮し、通常時でも遠隔を取り入れる価値はあると感じました。今年度は、内容に応じて対面と遠隔を使い分けるなど、今後の卒研ゼミのあり方を考えるための1年間になったと思います。

卒業する4年生のみなさん、卒研に限らず日常生活においても特殊状況下での実施になった1年間だったと思います。皆さんにとっても卒業後、対面と遠隔の使い分けの参考になる1年間になったと思います。お疲れ様でした。

メディア学部 萩原祐志

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