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プロジェクト演習「インタラクティブ・ゲーム制作 グラフィックスコース」学生作品の紹介

2021年4月15日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

皆さんこんにちは。メディア学部 特任講師の川島です。

 

先日、私の担当するプロジェクト演習の2020年度履修者が集まり、作品発表会を教室とオンラインとのハイブリッドで行いました。

 

今回はそのうち、「インタラクティブ・ゲーム制作 グラフィックスコース」の学生作品を紹介します。

 

この授業は、ゲームクリエイターを目指す学生が実践的に学ぶことができる「インタラクティブ・ゲーム制作プロジェクト」のコースの1つです。「グラフィクスコース」という名称どおり、ゲーム業界におけるヴィジュアルアーティストやテクニカルアーティストになるための知識とスキルを学習することができます。クリエイター職は新卒でも即戦力を求められる場合が多いため、在学生は4年間かけて初歩から応用までをしっかり学びます。このプロジェクト演習では、ほとんどの学生は1年生の後期から約3年間をかけ、グループワークによる作品制作を通じてゲームのグラフィクスを実際に制作するテクニックを磨いています。今回紹介するのは、そのうちの「シネマティクスチーム」という初級者の皆さんが1学期間かけて作ったショートアニメーションです。まだ未熟な部分もありますが、これを繰り返していくことで見違えるようにレベルアップしていきますので、今後が楽しみです!

 

それでは、作品をどうぞ!

 

■チーム名:Daily event

 

この作品はキャップを頭にかぶったキャフィと妖精のピーフィーが、世界中に散らばったキャップを集める物語です。
映像ではごみの山にあったキャップをキャフィが取ると上にある瓶が転がってきます。慌てて逃げだしたキャフィはピーフィーの助けを借りながらなんとか瓶から逃げ切ることができ、安堵した表情を見せます。
キャフィたちはとても小さいキャラクターなので、可愛さを意識して作成しました。音やBGMもそれを際立たせるものにしました。

 


■チーム名:DPStrange

 

この作品「invocation」は、
主人公であるじんが手に取ってしまった本を開いてみると、
本の中に封印された怪物が召喚されてしまうというストーリーになっています。
ひょんなことから日常から非日常に変わっていく様や、
ゼリーのような怪物の質感や迫力などに注目していただきたいなと思います。
15秒という制限の中でメンバー全員でこだわって制作をしました。
DPStrangeが送る「未知の瞬間火力」をお楽しみください。

 

■チーム名:ロケット団

 

いたずら好きのロボットが、家主が留守の間に部屋を散らかし、くまのぬいぐるみがそれを止める、という内容のゲームをイメージして作りました。題名の「シークレットウォーズ」はおもちゃたちが人のいないところで密かに戦いを繰り広げているというところから名付けました。
一見敵対しているように見えるロボットとくまですが、ほのぼのできるような終わり方にしたので、ぜひそこに注目してみてください。

 

■チーム名:Rust of Earth

 

左腕に着けた義手の力によって戦争の時代を生き延びた主人公は、終戦後の世界で自らの義手を敵対組織に奪われてしまう。共に争いを潜り抜けてきた大切な義手、それを取り戻すため、主人公は彼らを追って工場の跡地を下っていく。
工場跡地奥の一室に自らの義手を見つけ、走りこむ主人公。警備ロボットを飛び越え、義手を手に取る。しかし義手を取り付けた瞬間、警備ロボットに背後から攻撃を受け.....

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