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プロジェクト演習履修者が優秀賞受賞『八王子市日本遺産紹介 教育デジタルコンテンツ作品』コンテスト

2021年4月19日 (月) 投稿者: メディア技術コース

健康メディアデザイン研究室の千種(ちぐさ)です。人体を健康メディアとしてとらえスマートフォンやスマートウォッチなどのメディアを活用して自らの健康をデザインするための研究を行っている研究室です。

2020年の去年から新しく始めたプロジェクト演習『スマホ動画制作による地域メディアデザイン』

https://kyo-web.teu.ac.jp/syllabus/2021/MS_P022739_ja_JP.html

では、

『地域社会に赴き、該当テーマにおけるステークホルダーたちとのコミュニケーションを通じて地域課題の様々な状況について問題意識を養成し、課題解決案を策定するとともに、動画コンテンツの制作における企画から完成までの制作過程を横断的に学ぶとともに、それらの成果を地方創生に活かす。また、課題理解のために、地域社会における該当テーマのステークホルダーたちとのコミュニケーションをはかるとともに、実際のグループワークにおいて各自の担当を担いながら建設的な意見交換により、よりよいコンテンツ制作に貢献する。』

という趣旨の基、プロジェクト演習を実施しました。

2020年の後期には八王子市のCMコンテストへの応募を予定していましたが、コロナ禍の影響でコンテストが急遽中止となってしまい、プロジェクト演習の目標を失いかけていました。

しかし、なんと

【募集】八王子市日本遺産紹介 教育デジタルコンテンツ作品を募集します

八王子市教育委員会(後援:大学コンソーシアム八王子)では、八王子市が都内で初めて日本遺産ストーリーに認定された「霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」をテーマに、学園都市八王子の特色を活かし、学生ならではの視点で、八王子の日本遺産ストーリーを紹介する教育デジタルコンテンツ作品を募集します。

https://gakuen-hachioji.jp/nihonisan/

と2020年限りの10分程度の動画制作のコンテストが急遽開催されることとなりましたので、このコンテストへの応募をすることに方針転換しました。

それから半年間の演習および自宅制作を経て、10分間の動画制作を無事に完了し、応募しました。そして、メディア学部3年生の荒井譲さんの作品が優秀賞を受賞し、3月19日(金)の15時の表彰式では、荒井さんは表彰状を授与され、併せて10万円の賞金もいただけました。

https://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisei/001/001/009/001/p023092_d/fil/030317nihonnisannsutorisy.pdf

荒井さんによると『今回、優秀賞をとることができてとても嬉しいです。画像だけで10分程度の映像に仕上げるのは難しかったですが、ナレーションやBGM、テロップなどを工夫していくことで、子供たちに八王子について楽しく学んでもらえる作品に仕上げられたと思います。』とのことでした。

こういった1回しかないチャンスをモノにするには努力と才能と運ということになりますがとても良い経験になったと思います。

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