プロジェクト演習(英語で取り組むワークショップ)#2
2021年5月13日 (木) 投稿者: メディア技術コース
さて、どうする…。の続きからですが、まだ初回をやってみないと8名の学生が本当に出席してくれるかはまだ不安でした。何しろ、英語でディスカッションなんて相応の英語力が必要そうな雰囲気が醸し出されてますよね…
ということで、まず参加者の確定をしてから向こうの大学との交渉をすることにして、まず初回のクラスを迎えました。直前にまたしても緊急事態宣言が発出されてしまい、リモートでの開催です。別のプロジェクト演習にもでたいので、ということで当日参加しなかったのが2名いたので、6名の参加でした。これがこちらのベースになる人数でしょうか。でも、初回で6名も!の挑戦者が出てくれたのを非常に嬉しく感じました。
英会話の授業や研修は本大学でも多様に用意されていますが、先生から講義の形式で学んでも会話のときに実際に発声できないような経験が皆さんあるのではないでしょうか?この演習では、英語自体を学ぶのではなく、目的遂行のためにとにかく英語を使う経験をしてみて欲しいと考えたものです。英語は皆結構、それなりの英単語や言いまわしを知っているのではないかと思うのですが、実際の会話で話をすることは単に自分の言いたいことを発言できれば終わりになるわけではなく、相手とのやりとりです。相手が言ったことに対応したことを返さなければなりません。これは実際に体験して練習していかないとできるようにはなかなかならないのではないでしょうか?スポーツに例えると、テニスでコーチが球出ししてくれるボールを上手に返せても、試合の打ち合いとは別ものです。それと同じように、英会話力を実践で鍛えて欲しいと願っています。
さらに発展していった先には、具体的なタスクを英語で海外の人とこなせるような力を身につけて欲しいと考えています。そんために、本来この演習は課題を設定して、こちらの学生と向こうの学生でグループを組み、ワークショップ形式で企画を作ることを考えていました。この演習に10名以上の学生がコンスタントに参加してくれるようになれば、そうした内容にしていけると思います。メディア学部は、既存の学問分野をまたぐような科目を備え、それらを統合した運用力を育むことを目標としていますが、さらにその力を英語で運用できるようになると、優れた人材としてアピールできるようになるでしょう。また、将来の進路の可能性を大きく拡げることができるでしょう。
さて、第一回目の演習は…(#3に続く)
太田高志
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