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Google MapsにSimCityみたいなViewが追加されました

2021年6月 3日 (木) 投稿者: メディア技術コース

新しいメディア学の研究テーマに取り組んでいる健康メディアデザイン研究室の千種(ちぐさ)です。人体を健康メディアとしてとらえメディアを活用して自らの健康をデザインするための研究を行っている研究室です。

以前のブログで山手線の列車到着案内版の情報がリニューアルされた記事を書きましたので、今回は、それと関連した2020年にGoogle Mapsに追加された新機能について説明したいと思います。下記の記事にあるように、列車の到着情報の表示スタイルが時刻表示でなく、あと何分後とい表示に変更になり、より直観的な情報提示になりました。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2102/02/news050.html

"米Googleの日本法人は2月1日、AndroidおよびiOS版「Googleマップ」で、首都圏エリアの鉄道と地下鉄のリアルタイムの遅延情報と位置情報の表示を開始したと発表した。JR東日本、東京メトロ、都営地下鉄が対象。

これは、公共交通事業者やICT事業者が参加する産官学連携の「公共交通オープンデータ協議会」が提供するデータに基づくもの。データが提供されるのは「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」のコンテスト実施期間中のみで、コンテストは2022年1月31日に終了する。"

というものです。以下のような情報提供は直観的で全体像を把握しやすくなっています。

Photo_20210530225301

またさらに、JR東日本、東京メトロ、都営地下鉄、については、電車の現在位置を表示することが可能となりました。以前、SimCityというゲームで実現していた情報がゲームの中でなく、現実世界にもやってきましたね。じぃーっと眺めていると、列車の位置が更新されていて、このゲームにはまっていたので個人的には本当にゲームの様に面白いです。

列車の運行本数が多い地域だと有難味が少ないかもしれませんが、列車の運行本数が少ない場合は、有益な情報提供となりますね。次はどんな機能が追加されるか楽しみですね。

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