【テレビ放映の裏話(1)】NHKから取材依頼が来た!
2021年6月 7日 (月) 投稿者: メディア社会コース
NHKから取材依頼が来たのは、今年(2021年)の2月10日のことでした。研究室ホームページの問い合わせフォームから、1件の投稿がありました。聴覚障害のある子どもについて取材を進めていたところ。私が開発したアプリ「Vocagraphy!」について知って頂けたようです。
まずは、テレビ会議システムで初顔合わせをしました。コロナ禍でもう慣れてしまいましたが、テレビ会議システムでの打ち合わせは本当に便利だと思います。移動の時間が必要ありませんし、電話よりも相手の雰囲気が伝わりますし、今回のような打ち合わせをするにはちょうど良い仕組みです。
ちなみに、今回私は取材をされる側でしたが、研究室の学生にはインタビューの方法などを指導することがあります。事前に十分な調査を行い、最終的に何を明らかにしたいのかというビジョンを持ってインタビューをするように話しています。実際にインタビューをする時には相手がどのような反応をするか分かりませんので、臨機応変に対応出来るように準備をします。今回私が取材を受けてみて、やはりプロの方はスゴイなと感じました。私の研究室のホームページ、アプリのサイト、アプリに関する記事など、いろいろ調査をして頂いており、またそこに出てくる聴覚障害に関わる専門用語についても調べて頂いており、話していると、もっと話したいという気持ちになりました。これから学生に向けて、こんな取材が出来るようになって欲しいと思い、インタビューの指導にも生かせると感じました。
話は逸れましたが、最初の取材を受けてからしばらく時間が過ぎます。そう、東京都は第2回目の緊急事態宣言の最中でした。しかし、社内で検討を進めていただいたようで、もっと話を聞かせてくださいとメールが来たのが3月上旬でした。
そして内容をつめた後、撮影日が決まりました。まず最初は自宅での撮影。
「ピンポーン」
えっ、カメラでか〜〜〜。
つづく
メディア学部 吉岡 英樹
略歴:バークリー音楽院ミュージックシンセシス科卒業後、(有)ウーロン舎に入社しMr.ChildrenやMy Little Loverなどのレコーディングスタッフや小林武史プロデューサーのマネージャーをつとめる。退社後CM音楽の作曲家やモバイルコンテンツのサウンドクリエイターなどを経て現職。1年次科目「音楽産業入門」を担当。現在は聴覚障害支援を専門としており、メディア専門演習「聴覚障害理解とコミュニケーション支援」、聴覚障害支援メディア研究室 を担当している。
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