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実学主義をプロボノ的な実践で学修しています。

2021年6月26日 (土) 投稿者: メディア技術コース

「健康メディアデザイン」という新しいメディア学の研究テーマに取り組んでいる健康メディアデザイン研究室の千種(ちぐさ)です。人体を健康メディアとしてとらえメディアを活用して自らの健康をデザインするための研究を行っている研究室です。

今回はプロボノによる実学主義の実践についての千種の取り組みについて事例紹介したいと思います。

皆さんはプロボノという言葉聞いたことがありますか?Wikipediaによると『プロボノとはラテン語で「公共善のために」を意味する pro bono publico の略で、最初は弁護士など法律に携わる職業の人々が無報酬で行う、ボランティアの公益事業あるいは公益の法律家活動を指した。弁護士による無料法律相談、無料弁護活動などが含まれる。現在も弁護士の業界において、もっとも浸透している。』とあります。メディア学部の専門性から貢献はメディアの活用になります。

また、メディア学部ではディプロマポリシー(学位授与の方針)として『生活や社会を豊かにする情報・コンテンツの創出及びそれらを人から人に正しく円滑に伝達するディジタル技術の創造・活用に貢献できる人材』を設定しています。メディア学部生は在学中にさまざまなコンテンツ制作・処理および先端的なメディアを活用したり創造したりする能力を高めることを期待されています。

東京工科大学でも教育理念の中核に定めている「実学主義教育」はビジネス社会で活躍できる知識や技術、スキルの学修と社会や技術・スキルがどのように 変化してもこれに適応できる柔軟な考えを持つ人材の育成を目標としています。先端的な科学技術に対応する教育・研究のために最先端の施設を整えるだ けでなく、適応力と実践力で「一歩踏み出せる力」を養成することを目指しています。

千種は以上の東京工科大学およびメディア学部の方針の教育的な活用の場として、八王子市の地域創生や市内にあるボランティア団体におけるメディアの活用を支援するプロボノ的なプロジェクト演習やメディア専門演習を開講しています。

  1. 地域創生アプリデザイン
  2. 企業・団体のプロモーション技法
  3. スマホ動画制作による地域メディアデザイン
  4. 地方創生におけるSDGsとデータサイエンス
  5. 健康メディアと地域メディアの企画デザイン

1.~4.は1年生前期から履修できるプロジェクト演習、5.は2年生後期か3年生前期に履修できるメディア専門演習になっています。今後、メディア学部ブログで1~5のプロボノ的な演習内容を紹介していきたいと思います。これまでこれらの演習の断片的な紹介をしてきましたが、"プロボノ的活用"という視点から紹介していきます。

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