テレビ電話はなぜはやらなかったのか
2021年6月28日 (月) 投稿者: メディア社会コース
昨日はレシピのことをお話ししました.しかし,もう一つ重要なことは,遠く離れた人々と話すことをどうするかということも,昔昔は大変でした.例えば,誰かが,非常に長い映画に関して論評していたとき,「電話が安くなる時間に登場人物が電話をするね」と発した台詞にリアリティがある言っていました.このように電話というのは長く話しをするメディアとして親しまれてきました.
そして,顔を見て話したいというのは,多くの人に望まれてきました.しかし,テレビ電話は発売されてもなかなかはやらずに終わっていきました.しかし,現在スマートフォンで顔を見ながら話しが出来るように,テレビ電話の機能は結局実現されたのです.テレビ電話の何がいけなかったのでしょうか?一つは,現在の授業形態でもわかるように思います.みなさん,顔を出したがりません.そのことも関係するように思います.こんな身近なことから人とメディアの関わりを考えることが出来ます.
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