プロジェクト演習「IoTプロトタイピング演習」の紹介
2021年7月12日 (月) 投稿者: メディア技術コース
皆さんこんにちは。メディア学部の寺澤です。
今日は私と演習講師の瀬高昌弘先生が担当しているプロジェクト演習「IoTプロトタイピング演習」の紹介をしたいと思います。このテーマでは今学期はプロジェクト演習I/III/Vの履修者が一緒に受講しています。初めて受講する1年生もすでに以前の学期で受講している上級生もいますが、少人数なので、それぞれのレベルに応じた課題設定を行い演習を行っています。
今学期は4月に対面で授業をスタートしましたが、5月の連休前の最後の授業で機材や部品等を持ち帰ってもらい、連休後からオンラインに切り替えました。6月末の対面授業再開後も受講者の希望も確認してオンランを継続しています。今回は履修者の3年生の野際君が取り組んでいる課題について紹介します。これは各自が定める最終課題に向けた練習的な位置づけのもので、6月23日に発表会を行いました。
野際君が取り組んだのはAWS(Amazon Web Services)に用意されているいくつかのサービスを利用して、カメラ画像の中から人物を認識するというものです。AWSの教育機関向けのプログラムAWS Educateを利用しています。
野際君はほかの演習授業でAWSの仮想マシンを使った経験はありますが、AWSのサービスを使ったプログラミングを行うのはほぼ初めてのようです。JavaScriptでCodePenという環境で書いています。
この演習ではGoogle Meetを使って、各自の作業画面を共有しながらオンラインで進めています。少人数であればプログラミングとこのような形態のオンライン授業は相性が良いようです。
最後の画像が実行した結果です。ちょっとわかりにくいですが、右の画像には画像より一回り小さい赤い線の枠があり、人物を認識しています。
野際君はこれまでmicro:bitやobniz、Raspberry Piを用いた制作を行ってきているので、今回はソフトウェアのサービスに挑戦しました。他の受講生は今学期はmicro:bitやobnizでセンサーを用いたサービスの実現を演習しています。最終発表会で面白いものができたら、また紹介したいと思います。
(メディア学部 寺澤卓也)
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