研究室ってどんなところ?
2021年8月27日 (金) 投稿者: メディア技術コース
メディア学部の大淵です。
この記事やこの記事でも紹介されているように、8月のオープンキャンパスは2回ともオンライン開催となりました。いろいろと工夫して、メディア学部の様子を伝えることができたのではないかと思いますが、それでも高校生の皆さんに実際にキャンパスを見てもらえなかったことは、ちょっと残念でした。授業や演習のことはずいぶん説明しましたが、それ以外にもわからないことはいろいろありますよね。中でも、実物を見ないとなかなか想像しにくい「研究室」について、今日は少しお話ししようと思います。
メディア学部の4年生は、必ず「卒業研究」を履修します。そのため、全員がどこかの研究室に所属することになります。各研究室は、高校の教室ぐらいの広さの部屋に、様々な研究機材やテーブルなどが並んでいます。研究室によっては、各学生に個人用の机が割り当てられるところもありますが、そうではなくて共用スペースの充実を優先させているところもあります。研究室は基本的には実験をしたり論文を書いたりするところですが、なにしろ滞在時間が長いので、リラックスできる環境になっていることが多いです。今は新型コロナで自粛中ですが、その前は、ひと休みしてコーヒーを飲んだり、カップラーメンを作って食べたりといった光景を見ることも珍しくありませんでした(一般的に、大学院生がいる研究室の方が、生活感が強い気がします)。研究室にしか無い機材を使うときや、ミーティングのときに来るのはもちろんですが、「みんなと一緒の方が勉強しやすいから来る」とか「エアコンの電気代が節約できるから来る」なんて理由で来て、机に向かって勉強している人もいます。ちなみに、メディア学部の多くの研究室では教員の部屋がちょっと離れたところにあるので、教員が来ていないときは、学生は結構羽を伸ばしているのではないかと思います。
今はコロナ禍で学生の登校頻度も減り、私の研究室でも、机の上にお菓子が並んでいるのを見ることが減りました。旅行や出張にも出かけられないので、おみやげを買ってきて置いておくこともありません。そういうことができる日が、少しでも早く戻ってくるといいですね。
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