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自分の才能を見つける方法

2021年8月 7日 (土) 投稿者: メディア技術コース

 2年前の入学式の日の学部ブログで「得意なことを見つけよう」という話をしました。その1年後の同じ日、NHKの朝ドラで、私の言いたいことがこれ以上ないくらいピッタリな言葉で表現されました。
 
 小学生当時の主人公に音楽の才能があることを見い出した教師の言葉です。
 
 『人よりほんの少し努力するのがつらくなくて、ほんの少し簡単にできること、それがお前の得意なもんだ。それが見つかれば、しがみつけ。必ず道は開ける』(「エール」2020年4月4日放映)
 
 先日の1年次生向け必修科目「メディア学入門」の最終授業でこれを紹介したところ、小レポート課題で「もっとも参考になった話題」として最多の履修生が取り上げました。その授業トピックでは「好きなことを得意なことにする」話もしましたがこれはいずれ別のブログ記事で紹介します。
 
 得意なこと、つまり才能を見つけるいくつかの方法は2年前の記事で書きました。今日はその記事では書かなかった別の方法を紹介します。かなり高い確度で才能を見つけることができます。
 
 それは「親に訊いてみる」ことです。
 
 皆さんが生まれた瞬間から、親は常に「この子には何の才能があるだろうか」と真剣に思いながら皆さんを見ています。20年近くもの長い間、それだけの真剣さで観察しているのです。何に向いているか、何に向いていないか、わからないはずがありません。
 
 多くの人はそのような話題について親と話すことはないかもしれません。照れくさいですからね。でも改まって訊ねてみれば、きっと的確な指摘が返ってくるはずです。もし悲観的な答えしか来なかったら、きっと照れているんだと広い心で理解してあげましょう。
 
 私も3人の20代の子の親です。彼らがそれぞれ何が得意か観察し続けました。ただ、改まってそういう話はしませんでした。何かきっかけがあるときに「○○って向いてると思うよ」とつぶやいた程度です。本人たちは自分で考えて進路を選びました。紆余曲折はありましたが(特に金銭的に(笑))結果的に3人ともそれぞれに向いていると私と妻が思う職業に就いたか就く予定です。親2人×子3人の6ケースで観察結果が概ね合っていたと推測できますので、良い確度ではないかと思います。
 
メディア学部 柿本 正憲

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