« 後期の授業紹介:コンテンツビジュアライゼーション | トップページ | 後期の授業紹介:メディアプログラミング演習 HTML5+javascript »

後期の授業紹介:クリエイティブ・アプリケーション

2021年9月16日 (木) 投稿者: メディア技術コース

助教の戀津です。

昨日に引き続き、後期の授業の紹介です。
今日は水曜日に開講される、プロジェクト演習の「クリエイティブ・アプリケーション」について紹介します。
在学生の皆さんには履修計画の参考に、高校生の皆さんには来年度以降の参考になれば幸いです。

クリエイティブ・アプリケーションでは、主にiOS(iPhoneやiPad)向けのアプリ開発を行います。
しかし、授業のうち多くの時間を人文学の学習に充てています。前期はメディア史と西洋美術史を主に扱い、この後期では東洋思想についても触れていきます。
一見関係がなく、遠回りどころか寄り道のように感じますが、実はこういった学習がアプリケーション制作にも大きく役立ちます。

そして、ビジネスモデルキャンバスというものを使い、アプリケーションを創作するために必要な情報を整理する手法を学びます。
これまでに得た古今東西様々な知見を踏まえつつ、具体的なフレームワークを活用しながらアプリケーションの設計を行います。

これらの学習を通じて、「アプリケーションを作る」ことそのものというより、「アプリケーションを作る力をつける」ことを目指します。

 

また、人文学の学習と並行して、Lily Playground Booksという教材を用いたプログラムの学習も行います。
iPadとMacで利用できるプログラミング教材で、Swift言語を用いてプログラミングに入門できます。
学習を進めながら、美しい模様や様々な視覚効果を表現できるようになっており、出てくる絵を楽しみながらも魅力的な表現を学べます。

このBooksは演習講師の渡邉賢悟先生が開発され、Apple社の「Swift Playgrounds」Appの上で無料で誰でも利用することができます。
自習も可能ですが、当演習は開発者が講師として進め方をわかりやすく支援してくださいます。
直接の質問や相談をしながら学べるのも大きなメリットです。

アプリケーション制作には美的感覚とスキルがともに必要です。
美的感覚の根拠となる多くの知見を学びながら、具体的なスキルを身に着け、それらをアプリケーション制作に活かす具体的方策に触れることのできる演習です。

開講日の都合で第一回は少し先ですが、是非履修を検討してみてください。

コンテンツ」カテゴリの記事

在学生向け」カテゴリの記事

広報」カテゴリの記事

授業紹介」カテゴリの記事

高校生向け」カテゴリの記事

« 後期の授業紹介:コンテンツビジュアライゼーション | トップページ | 後期の授業紹介:メディアプログラミング演習 HTML5+javascript »