« 対面授業を再開 | トップページ | 学会発表の思い出 »

対面演習(プロジェクト演習IoTプロトタイピング)

2021年10月27日 (水) 投稿者: メディア技術コース

皆さん、こんにちは。メディア学部の寺澤です。

対面授業が再開され、多くの講義・演習が対面で実施されています。私の担当するプロジェクト演習4テーマも基本的に対面授業になっています。今日はその中の一つの「IoTプロトタイピング演習」について、先週の授業の様子を紹介します。この演習では、micro:bitobnizRaspberry Piなどのマイコンと外部センサー、そして、そのためのソフトウェアやクラウド上のサービスとの連携など、IoT(Internet of Things)の仕組みを実際にハードウェアからソフトウェアまで作成する体験ができます。

オンライン授業を余儀なくされていた時には、これらのマイコンボードや必要な部品を各自の自宅に送り、ZoomやMeetなどを用いて、画面共有しながら授業を行っていました。基本的に少人数なので、それぞれが取り組む内容が異なっていても、スタッフ側も並行対応ができ、遠隔でもそれなりに作成が進められることが分かりました。ただ、やはり、受講生の皆さんにとっては初めてのことが多いので、対面であれば一瞬で解決できるようなことが、なかなかできなかったりということは度々ありました。

はんだ付けも自宅にはんだごてなどを持っている人は少なく、オンラインではできなかったのですが(ブレッドボードで対応しました)、今学期は先週の対面授業で「はんだ付け練習会」を実施できました。

Img_2796Img_2798
今週の授業では、やや番外編となりますが、PCを分解してみる予定です。廃棄予定の壊れたデスクトップPCを分解してみて、コンピュータの中身が実際にどうなっているのか見てみることになります。PC自作派の人以外にはあまりないチャンスです。基本的にデスクトップPCと同様のことができるRaspberry Piは手のひらに載るサイズです。比べてみるのも面白いと思っています。

(メディア学部 寺澤卓也)

在学生向け」カテゴリの記事

授業紹介」カテゴリの記事

高校生向け」カテゴリの記事

« 対面授業を再開 | トップページ | 学会発表の思い出 »