学会発表の思い出
2021年10月28日 (木) 投稿者: メディア技術コース
メディア学部の大淵です。
秋になるといろんな学会が開かれ、学生や教員がそれぞれの研究成果を発表します。今はコロナ禍で大半がオンライン開催になりましたが、一昨年までは、学会といえばどこかに出かけて、発表と聴講(とちょっとばかりの観光)に集中した時間を過ごしてきたものです。学会の非日常的な楽しさが、次の研究のエネルギーになるという側面もありました。
少し思い出話をすると、私の初めての学会発表は、まだ大学院生だった32年前、鹿児島大学で開催された日本物理学会でした。「金属膜によるアントラセン表面励起子スペクトルの変化」という発表だったのですが、今とは分野が違って我ながら隔世の感があります。今のようにパワーポイントなどは無くて、透明なシートに手書きで説明を書き、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)という機械で投影して発表を行いました。当時の指導教官からは、内容はともかく「声が良かった」と褒めてもらって、それ以来人前で発表するのが好きになったような気がします。
学会が終わった後には、研究室のメンバーで指宿温泉に行き、砂風呂に入りました。そういうご褒美も含めて、学会発表には楽しい思い出が多いです。来年あたりはまたどこかに行きたいですね。
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