デジタルトランスフォーメーションについて その5
2021年10月15日 (金) 投稿者: メディア社会コース
みなさんこんにちわ。メディア社会コースの進藤です。今週は7回にわたりデジタルトランスフォーメーションについてお話します。では今日もよろしくお願いします。
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デジタルトランスフォーメーションに必要なパーパスについて述べる。
パーパスとは、企業の社会的存在意義や目的を意味する。「我々は何者か」、「我々が充足すべき世界のニーズは何か」という2つの問いの重なる領域としてパーパスは定義できる(BCG,ブライトハウス,n.d.)。デジタルトランスフォーメーションを実現するという文脈で考える場合でも、企業の本業や社会的存在意義、目的は変化しないという場合もあるだろう。しかし、通信会社の例でいえば、その企業の社会的存在意義がアナログの固定電話の敷設であると定義してしまうと、デジタル時代には、既に存在意義を失うことになる。しかし、人々のコミュニケーションを促進すると定義すれば、デジタル時代においても、大きな存在意義がある。あなたの会社のパーパスは、デジタルに対して耐性があるだろうか。そのことを検証するために、デジタル時代のパーパス、すなわち、デジタルパーパスを、書き起こしてみることをおすすめしたい。
参考文献
BCG,ブライトハウス(n.d.)「パーパス(存在意義)」
URL:https://www.bcg.com/ja-jp/capabilities/business-organizational-purpose/overview
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