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ADADA Japan 2021 運営を通じて

2021年10月20日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

みなさん,こんにちは.メディア学部助教の兼松です.

10月8日にADADA Japan 2021が開催されました.50件近くの発表があり,100名以上の方が参加してくださいました.ご参加いただいた皆様,ありがとうございました.
今大会は参加者の大多数が学生という面白い会になったとおもいます.私も色々な発表を見せていただきましたが,様々な大学・研究室からバリエーション豊かな発表があり,とても楽しませていただきました.

その一方で運営側としては反省点もいろいろありました.
私は幸いなことに母校である工科大で教員を勤めさせていただいていますが,同じ場所にいても学生と教員では違うことがたくさんあります(あたりまえですが).その1つが,学生のころは参加者として参加することが主だった学会などに,運営側で参加する機会が多くなったことですね.今大会のように運営側で参加していると,今まで快適に発表などができていた裏には,様々な先生方のご尽力があったのだと身に染みています.

・・・と,これはちょっと暗くなっちゃう系の後悔の話ですが,いい意味?での後悔もありました.

今大会にはメディア学部からも多くの発表がありました.メディア学部の学生の研究は,もちろん自分が所属している研究室以外の学生研究も,様々なところで触れる機会があります.ただやはり,ゼミなどで日々見ているわけではないので,こういった学会があると「あの研究室はこんなおもしろいことやってるのか!」と改めて発見することも多いです.
そうなると,ある意味学生気分が抜けない?私としては,「しまった・・・・僕もあの先生の研究室に行けばこんな面白いことができたかもしれない」と,ふと思ってしまうのです.もちろん,私が所属していた研究室に不満があったわけではないですよ(笑)

学会発表のいいところは,自分の研究を色々な人に知ってもらい,様々な意見をもらったりディスカッションができることが主たるところかなと思います.そのため,学生の参加者というと卒業研究をやっている学部4年生や大学院生が多いと思います.ただ,上記のように,様々な研究室でどんな研究をしているのかを知る良いチャンスでもあります.
メディア学部では創成課題や先端ゼミをはじめ,4年生以外の学生も研究に触れるチャンスが増えていますので,ぜひ自分の進路を考える上でも,1,2年生のうちから積極的に研究や学会に触れてほしいなぁと思います.

(文責:兼松祥央)

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