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スマホアプリ「Vocagraphy!」Android版リリースに向けて

2021年12月19日 (日) 投稿者: メディア社会コース

6月のブログで私が開発したアプリ「Vocagraphy!」がNHKで紹介されたお話をしました。その後多くの方にダウンロードして頂き、聴覚障害児だけでなく発達障害のあるお子さんの療育や、脳梗塞などで失語症になった方のリハビリに使って頂けているそうです。

前回のブログはこちらです。

スマホアプリ「Vocagraphy!」のこれから
http://blog.media.teu.ac.jp/2021/06/post-4aa01e.html

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放送後のお問い合わせでAndroid版が欲しいと言う声を沢山頂いたので、開発に協力して頂ける方を探していたところ、旧友が声をかけてくれました。現在、9割以上完成しており、年内か年明けにはリリースできそうです。これで、ようやく日本中の方に広く使って頂けるようになりますので、今後は動画による解説やワークショップなどを開催していきたいと考えています。協力して頂いている皆さまに本当に感謝します。

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ちなみに、先日娘の小学校で漢字テストがあるということで、分からない漢字を全てアプリに入れ毎日予習をしました。すると、漢字テストで見事満点をとることができました!アプリでやる一番のメリットは「楽しいこと」です。これは不思議なのですが、子どもはスマホだと喜んで取り組んでくれるんですよね。同じ勉強なんですが、楽しくなるようです。正解した時のニッコリした絵文字だけでなく、不正解の時の悲しい絵文字も自分で楽しそうに選んでいます。全てがニッコリになったら、もちろん大喜びです。

これまで「出来ない」と言われていたことが、新しいツールにより「出来る」ようになります。これからも情報技術のアップデートにより、「誰ひとり、残さない。」取り組みをしていきたいですね。

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メディア学部 吉岡 英樹

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略歴:バークリー音楽院ミュージックシンセシス科卒業後、(有)ウーロン舎に入社しMr.ChildrenやMy Little Loverなどのレコーディングスタッフや小林武史プロデューサーのマネージャーをつとめる。退社後CM音楽の作曲家やモバイルコンテンツのサウンドクリエイターなどを経て現職。1年次科目「音楽産業入門」を担当。現在は聴覚障害支援を専門としており、メディア専門演習「聴覚障害理解とコミュニケーション支援」、聴覚障害支援メディア研究室 を担当している。


 

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