« 「音楽創作論」での作曲 〜最終版ついに公開!〜 | トップページ | プロジェクト演習「ゲームデザイン」の最終課題 »

伊藤(謙)研究室「ミュージック・アナリシス&クリエイション」卒業研究発表会

2022年2月22日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の伊藤(謙)です。

1月31日(月)に、「ミュージック・アナリシス&クリエイション」の卒業研究発表会が開かれました。

こちらのブログ記事で紹介されていますように、大淵先生の「サウンド×ヒューマン研究室」との合同発表会で、私の研究室からは以下の11名の4年生が最終発表、4名の3年生が中間発表を行いました。


【最終発表】
・「ゲーム『リズム天国』における楽曲と映像演出の工夫
  ~操作タイミングからの一考察~」
・「アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のストーリーと
  音楽の構成に関する研究」
・「「Official髭男dism」の楽曲における創作技法研究
  ~歌詞配置とメロディ構成の関係性に着目して~」
・「星野源の楽曲におけるコード進行の特徴」
・「同一ゲーム内における複数のユニット楽曲の比較研究
  ~『あんさんぶるスターズ!』を対象とした歌詞構成~」
・「増田順一と一之瀬剛の作曲手法の相違点
  ~『ポケットモンスター』シリーズの戦闘シーンを例に~」
・「アニバーサリーイベントから見るディズニーテーマパークの
  ショー&パレードに関する研究」
・「『FINAL FANTASY XIV』におけるBGMの特徴について
  ~音楽による演出効果に着目して~」
・「中田ヤスタカの楽曲の分析 〜楽曲に見られる特徴〜」
・「『FINAL FANTASY』シリーズ歴代楽曲のアレンジの変容
  〜「DISSIDIA FINAL FANTASY」の分析を通して〜」
・「映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の劇中曲の分析
  ~モティーフのアレンジに着目して~」

【中間発表】
・「楽器演奏時におけるデジタルデバイスの使用に関する研究」
・「フリーウェアシンセサイザーの変遷と特徴に関する研究」
・「リアルタイムによる音楽の視覚的表現
  ~音楽要素に着目した映像生成システムの考案~」
・「映像とインタラクティブミュージックの相互作用がもたらす
  表現に関する研究 ~オープンワールドゲームの特性に着目して~」



各自が研究内容をまとめたポスターを来場者に見せながら説明する対面形式での開催を目指し、大淵先生と協議を重ねてきましたが、新型コロナの感染が再び拡大し始めている状況を鑑み、中間発表に続いて今回もやむなくオンライン開催となりました。

オンラインでも来場者に研究内容をしっかり見てもらえるよう、TeleAgoraというシステムを使ってポスター展示を行いつつ、対面のように説明・質疑応答ができるようにしたことでインタラクティブな発表会になりました。ただ、開催方法が決定してから発表会の日まで期間が短く、また初めてのシステムということもあって学生諸君は準備に苦労したようです。

そうしたさまざまな困難を乗り越えて、当日は各セッションで活発なディスカッションが行われ、発表会そのものは大きな問題もなく無事に終えることができました。

最終発表を行った学生は、発表時に来場者やレビュアーの教員から寄せられた意見や助言を踏まえて論文をブラッシュアップし、最終版を提出することで1年半にわたる卒業研究が全て終了となります。

中間発表を行った4名の3年生は大学院進学を目指しており、「学士・修士一貫早期修了プログラム」という制度を利用して、他の3年生より一足先に卒業研究に取り組んでいます。4月からは今回の4年生と同様、卒業論文の完成と最終発表を目指しながら、大学院の「研究企画」というゼミで研究の基礎固めを進めていきます。そして、今年の9月に学部卒業と同時に大学院入学となります。「学士・修士一貫早期修了プログラム」については、こちらもぜひご覧ください。


(メディア学部 伊藤謙一郎)

コンテンツ」カテゴリの記事

在学生向け」カテゴリの記事

研究紹介」カテゴリの記事

高校生向け」カテゴリの記事

« 「音楽創作論」での作曲 〜最終版ついに公開!〜 | トップページ | プロジェクト演習「ゲームデザイン」の最終課題 »