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サウンド×ヒューマン研究室・2021年度卒業研究発表会

2022年2月 8日 (火) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の大淵です。

今年の卒業研究も、いよいよクライマックスです。我が研究室の4年生たちも、無事卒業論文を書きあげ、1月31日(月)に行われた最終発表会に臨みました。昨年後半から新型コロナの感染が落ち着いていたこともあり、今年こそは対面での実施だと意気込んでいたのですが、年が明けてからの感染再拡大を受けて、やむなくオンライン開催ということになりました。

8月の中間発表会は、Zoomを使ったオンライン口頭発表形式でしたが、今回は趣向を変えて、オンラインポスター発表としました。オンラインポスター発表のシステムとしては、以前にこのブログでも紹介されていた、TeleAgoraを使いました。どのポスターに何人ぐらいのお客さんが来ているかを見ながら発表を見て回れる、とても便利なシステムです。今回は、伊藤謙一郎先生の研究室との合同発表会でしたが、うちの研究室からは以下の11件の発表がありました。

  • 音楽生成に人間らしさを付与するゆらぎの研究
  • セルアニメと3DCGアニメの効果音の比較
  • 音楽の感情分析による映像作成
  • 声が持つ緊迫性の音響的分析
  • 低周波音が与える心理的影響についての音響分析
  • 顔画像解析を用いた音楽聴取者の集中度測定の研究
  • ミックスダウンにおけるボーカル音声向けAI処理の分析
  • サラウンド音響の方向知覚の実証的研究
  • 合奏における個別楽器音のモニタリング
  • BGMが味覚に与える影響の研究
  • 導電性インクを利用した組み換え可能なシンセサイザ

今回は、開催形式をどのようにするかギリギリまで迷っていたので、発表者の皆さんも準備に集中するのが難しかったのではないかと思います。それでも、各自工夫をこらした内容で、どのセッションも盛り上がっていたようです。音の再生を伴うデモなども、問題なく共有できていました。

これで、あとは卒業論文の最終版を提出すれば、無事卒業です。卒研生の皆さんは苦労の多い一年だったと思いますが、そんな中で立派な研究成果を挙げたことをどうぞ誇りに思ってください。

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