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卒業研究発表会(イメージメディア/ビジュアルコンピューティング2021)

2022年2月12日 (土) 投稿者: メディア技術コース

助教の戀津です。

先週木曜に、柿本先生と私の研究室であるイメージメディア/ビジュアルコンピューティングの卒業研究最終発表会がありました。
我々の研究室では多人数の前に立ち発表を行うという点を重視し、対面での口頭発表を行いました。

ただ、昨今の感染者数の増加により、残念ながら見学者は来年度配属予定の学生さん含め全員リモートに変更しました。
卒研生は感染拡大に注意しつつ発表現場の講義実験棟403教室に集合し、教壇に立ちスライドを投影して発表を行いました。
見学者が現場にいないですが、発表形式としては元々の想定の形にできました。

さて、この場合フルリモートと違いハイブリッド(ハイフレックスとも言うようです)なので、機材の準備が必要になります。
フルリモートならば参加者が各自のイヤホンとマイクで参加すればよいですが、現場での発表会をリモート参加者に配信し、かつ参加者からの質疑に答える必要があります。

やり方はいろいろとありますが、今回はiPad miniを主に活用して行いました。
発表者は普通に教壇のPCで発表し、そのスライド画面を発表用PCで入っているZoomのミーティングルームに画面共有します。
iPad miniも同じくZoomに入り、内側カメラとマイクをオンにしています。下は当日の様子の写真です。

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フレキシブルアームを利用し、iPad miniが発表用PCの画面ちょっと上あたりに来るよう調整しました。
(ちなみにこのフレキシブルアームはラテアートシミュレーションの研究用に購入した研究室資産です)
発表者は普通に壇上で発表すれば音声がZoomに流れ、共有されている画面とカメラの映り具合も確認できるようにしています。

質疑については、iPad miniの音量を最大にするだけで教室内で割と問題なく聞こえたため本体スピーカーそのままです。
現場の音声はiPad miniから離れすぎなければ充分拾ってくれたのでこれも本体マイクそのままです。
音量が足りなければラインケーブルで教卓の音声入力に接続するなど、より複雑になるところでしたがとても簡単でした。
あとは、後ろの方にもう一台三脚とiPhoneを配置し、同じくZoomにカメラオンで入ることで会場の様子を伝えることもしました。

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機材やソフトウェアの進歩のおかげで、想定よりもだいぶ楽にハイフレックスな発表会を行うことができました。
小規模な教室で現場の参加人数も少なめならばこれだけで充分そうですね。

発表内容については三月に学会発表を控えているものが多いため本日は割愛し、また改めて報告します。

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