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社会情報学会中国四国支部会2021年度第1回研究発表会(島根大学法文学部)

2022年3月30日 (水) 投稿者: メディア社会コース

昨日ご紹介したビジネス科学学会の2週間後、2021年 12 月 18 日(土) 13:00~18:00に、島根大学松江キャンパスに現地参加しました。当ゼミからも、K君、Hさん、S君の3名が報告しました。もちろん、筆者と本田先生も現地参加しました。報告テーマは以下の通りです。

K君「女性アイドルグループ音楽作品のビジネスモデル研究」

Hさん「和菓子の消費・業界動向と今後の展望について」

S君「日本の地方の現状と地方活性化成功例の分析」

http://www.ssi.or.jp/committee/2020pdf/commit14_20201130.pdf

3名とも、夏学期中に開催された他学会に引き続き、2回目の学会報告でした。前回は遠隔参加でしたので、緊張感を漂わせながらも、他の8人の報告者と同じ土俵で、報告、質疑共に十分な出来で、非常に良い経験を積むことができたと思います。また、当日は、現地参加のほか、北海道天塩町、東京からの遠隔参加も交えたハイブリッド開催になりました。機材の操作や突発的な不具合に臨機応変に対応しながら、他大学における対応ぶりを垣間見ることのできた研究会でした。

さて、松江入りにはいくつかのルートがあります。まず航空便では、日本航空の出雲空港経由、全日空の米子空港経由の二つがあります。いずれの空港からも松江までは、空港バスで30~40分ほどです。そして陸路では、岡山経由の伯備線/山陰本線ルートがあります。小生とHさん、S君は出雲経由の日航ルート、K君は伯備線ルート、本田先生は米子経由の全日空ルートでした。本田先生は例によって日帰りの強行旅程でしたが、筆者と学生3名は大事を取って前日入りしました。

しかし、数日前より日本海側は低気圧通過の影響で、荒天が予想されていました。当日は10メートルを超える強風で、空路は欠航、陸路も中国山地を越えて行くため降雪が心配されました。わが国では、冬は北西、夏は南東の季節風が強いため、出雲も米子も一本しかない滑走路はこの方向に造られています。飛行機は向かい風でなければ離着陸できないからです。したがって、冬の低気圧通過ですから強い北西の風だけなら、大丈夫かなとは思っていました。

まず、始発便に搭乗したS君の無事到着を羽田で確認し、筆者も次の便で、天候によっては羽田に引き返すという条件付き出発ながら、特段の揺れもなく出雲空港に到着しました。松江市内に入り、松江の冬の天気を思い出しました。1時間ごとに雪と晴れが交互に目まぐるしく変わるのです。午後便のHさんも、ほぼ定刻に到着し、今年の初雪を松江で見たそうです(筆者もそうでした)。伯備線ルートのK君は早朝に出発し、筆者が出雲空港に着陸する頃、まもなく岡山到着との連絡が入り、17時少し前に無事松江入りしました。全員無事に松江入りし、ようやく安堵しました。もっとも松江在住の島根大学の先生方からは、今回の荒天ぐらいはいつものことで、欠航など経験したことないと笑われてしまいました。

(メディア学部 榊俊吾)

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