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[三上・兼松研]映像表現・芸術科学フォーラム2022で発表しました①

2022年3月14日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

みなさん,こんにちは.メディア学部助教の兼松です.

3月8日火曜日に映像表現・芸術科学フォーラム2022という学会が開催されました.
この学会には毎年メディア学部の様々な研究室から多数の研究が発表されています.
三上・兼松研からも,毎年卒研生・大学院生が参加しています.今年も次の5件を発表しました.

[戴陽,兼松祥央,松吉俊,三上浩司,”3DCGにおける手描きアニメ調気流表現手法の研究”]
[長谷川傑,兼松祥央,茂木龍太,松吉俊,三上浩司,“温度刺激を使ったARテーブルゲーム体験向上デバイスの提案”]
[片桐蓮,兼松祥央,茂木龍太,松吉俊,三上浩司“スマートフォンを利用したeスポーツ観戦者の盛り上げシステム”]
[渋谷鷹,兼松祥央,茂木龍太,松吉俊,三上浩司,”女性アニメキャラクターの性格に基づく学校制服の着崩し方分析”]
[曽根卓憲,兼松祥央,茂木龍太,松吉俊,三上浩司,”オリジナルアニメのストーリー分析に基づくシリーズ構成支援”]

いずれもこの3月で卒業の4年生が卒業研究として行った研究です.

片桐くんが行った“スマートフォンを利用したeスポーツ観戦者の盛り上げシステム”では,タイトルの通りスマホ向けのシステムを開発しました.近年,eスポーツをはじめ,動画配信や生放送などでゲームプレイを観戦して楽しむ方や機会が増えています.
もちろん,選手の凄まじいプレイ技術や,配信者のリアクションやトークを見たり聞いたりするのはとても楽しいのですが,プレイされているゲームにあまり詳しくない視聴者は,ゲームの内容や,その時々のシチュエーションがあまり理解できないことがあります.
スポーツのテレビ中継や,eスポーツでも大きな大会などであれば実況中継がつく場合もありますが,これは日々増え続けているゲーム観戦の機会全てに対応することはもちろんできません.また,ゲーム配信であれば,当然配信者の話術次第ということになります.
そこで,ゲームから得られるデータなどを利用して,リアルタイムに「今どんな状況なのか」を視聴者に提示しようというのが,この研究の大きなテーマです.

今回の研究ではその最初の一歩をポスターで発表しました.
今後も片桐くんの後輩たちと一緒に発展させていきたいと思っています.

 

(文責:兼松祥央)

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