コンテンツビジネス
2022年4月18日 (月) 投稿者: メディア社会コース
こんにちわ、メディア学部進藤です。今週はコンテンツビジネスについてお話します。
コンテンツビジネスは、人間の創作活動の成果としての芸術作品として制作された「著作物(たとえば、マンガの原稿、映像、ソフトウェア等)」を核に、「コンテンツ(たとえば、書籍としてのコミックス、映画、ソトウェア製品等)」、すなわち製品をつくり、その製品を著作権法上の権利をもとに、戦略的に、様々な形態に変容させ、かつ、物語を拡張させて、多様なメディアに流通させるビジネスのことをいいます(進藤,2009)。コンテンツのビジネスモデルには、著作者の創作活動のフェーズと、コンテンツホルダ(出版社、映画会社など)のマーケティング活動のフェーズが存在します。なお、プロフェッショナルな著作者は、アマチュアの一次創作作者から移行することが多く、その背後には、アマチュアの二次創作作者を含むファンダムのコミュニティ活動があり、新たな創作活動の原動力になっています。
<参考文献>
進藤美希(2009)『インターネットマーケティング』白桃書房
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