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卒業研究「プロダクトデザイン」の皆さん(2022年3月)のポスター紹介開始 1回目

2022年4月26日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

この春に卒業なさった皆さんは、コロナ禍が続いている中でも感染対策をしながら出来る限り対面で卒研ゼミを行いました。そして例年通り、ポスター公開についてはメンバー全員が快諾してくださっていますので、何回かに分けてこのブログで紹介させていただきます。

今日は、1回目として、岩渕さん、上平さん、大川さんのポスターを紹介します。

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岩渕さんは、普及が進んできた電子書籍タブレットに着目しました。利用者の調査結果として、やはり本としてページをめくる感覚の点で課題が残ることが分かりました。このことを踏まえ、紙の本との違い、むしろは違う点を活かし、本としての形態にはこだわらず専用のコントローラを取り付けることで、新感覚のページをめくる感を出す電子書籍タブレットのデザイン提案を行いました。

上平さんは、環境問題対策としてスーパーなどにおけるポリ袋の有料化や廃止化について着目しました。対策としてエコバッグを携行する人が増えてきたことはよいものの、常に持ち歩くにはかさばる点や購入した品物の収納面で不満を感じているユーザーが多いことが分かりました。このことを踏まえ、折り畳み可能で収納物の大きさや形にあわせやすいエコバッグのデザイン提案を行いました。

大川さんは、一人暮らしにおける洗濯物の室内干しの各種問題点を指摘しました。ユーザー調査の結果、当然ながら屋外に比べて乾きにくいため、衛生面での課題に悩む人が多いことを確認しました。さらに技術面からのアプローチも試み、空気の流れを作りながら風で乾かすことができる形態の室内干し器具のデザイン提案を行いました。

メディア学部 萩原祐志

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