第19回情報コミュニケーション学会全国大会(青山学院大学社会情報学部)
2022年4月 3日 (日) 投稿者: メディア社会コース
本学会にはこれまで、例年7月に神田駿河台にある明治大学紫紺館で開催される、情報コミュニケーション学会研究会/社会コミュニケーション部会で、当ゼミ生も報告させていただいてきました。部会とは言いながら、参加者は30~40名にも上り、歴代のゼミ生は、参加者の先生方から、質疑終了後の休憩時間等にも非常にたくさんのご指導を受け、大変お世話になっている学会でもあります。
さて、当学会の全国大会には初の参加になりました。2022年3月12~13日に青山学院大学相模原キャンパスで開催される予定でしたが、遠隔開催に切り替わりました。2021年度ゼミ生の参加する最後の学会です。
http://www.cis.gr.jp/zenkoku.html
当ゼミからは、O君、E君が報告しました。O君は3回目、 E君は5回目の学会参加です。
O君「薄顔男性の流行要因とその顔印象から未婚化改善への検討」
E君「日本国内における煙草業界の現状と今後について」
ここでは、会場のO大学のM先生からO君への書面でのコメントを紹介いたします(学会特設slackより)。
O大学のMです。
Oさんのご研究、「顔分析」をしっかり科学的な研究としてされていて、とても興味深かったので一言コメントさせていただきます。
今回ご発表された歴史的研究では、「うす顔が人気」という変化が結果として出てきた興味深い研究と思いました。また、顔分析によるマッチングシステムは、結婚相談所だけでなく、ネット上の出会いを支援するサイト等でニーズがあると思いました。
この2つの研究の関係が、説得力のあるロジックでつながると、研究としての一貫性が出てきてより上を目指せるような気がしました。マッチングシステムでは、人気のうす顔でなくても、マッチングさせてあげる必要が出てくると思うので、歴史研究で「うす顔が人気」という結果とマッチングシステムの研究をつなぐには、ひとロジック必要なのかな、と思いました。
今後のご研究、楽しみにしています!
もちろん、E君にも座長の明治大学後藤先生から口頭で、非常に貴重な質疑、コメントをいただきました。また、両君とも、他の報告の質疑にも参加し、そして閉会での突然の指名にも的を得た答弁で、学会参加も板についてきたと感じました。学部生活を締めくくるにふさわしい活躍ぶりであったと思います。
(メディア学部 榊俊吾)
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