6人たどれば、世界中の誰とでも知り合いになれる?!(1)
2022年6月11日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース
「友達の友達の親戚が、芸能人の〇〇さんの知り合いで~」とか、「知り合いのお母さんの同級生が、〇〇先生で~」なんて話聞いたことがあったりしませんか?
人のつながりには、6人たどれば世界中のだれとでもつながることができるという、「6次の隔たり」があると考えられています。
実際、アメリカの社会心理学者であるミルグラムは、1967年にAさんから知り合いを通して、Bさんに手紙を渡すまでに、何人を経由するのかという実験をしています。平均すると約6人目で手紙が届いたそうです。
このような人と人のつながりは、人を頂点(ノード)、つながりを線(リンク)としたネットワークとして可視化されます。ネットワークとして考えると、6次の隔たりは、任意の点どうしを結ぶ最短の経路は6以下であることを意味します。人間関係をネットワークとして考えると、様々な情報を得ることができます。このような研究分野はグラフ理論と呼ばれます。
現在は、インターネットやSNSの普及により、3.5人で世界中の人とつながることができるといわれています。
世界って狭いですね!
(文責:竹島)