【シン・ウルトラマン③】日本版「トワイライトゾーン」の「ウルトラQ」(メディア学部 藤崎実)
2022年6月 1日 (水) 投稿者: メディア社会コース
2022年5月13日に公開された映画「シン・ウルトラマン」が、現在大ヒット中であることは前回お伝えした通りです。
「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」をまとめて、「昭和第1期ウルトラシリーズ」と呼ぶそうですが、実は私も子供の時にリアルタイムでTV放送を見ていたひとりです。
ただ、「ウルトラQ」は年齢的には再放送だったと思います。
毎回不思議な世界が展開していきます。これは子供心に、とにかく怖い印象しかありません。
(画像出所)YouTube「SFMV-ウルトラQのテーマ(オリジナルSTREOVer)」より(https://www.youtube.com/watch?v=wJvoAnhSrDQ)
まず、番組の冒頭に語られる石坂浩二さんの「これから30分間、あなたの眼はあなたの体を離れ、この不思議な世界へと入ってゆくのです・・・・」というナレーションが恐怖心を煽ります。
また、オープニングのタイトル映像が何ともオドロオドロしくて、怖さを増長させます。物語も必ずしも勧善懲悪やハッピーエンドとは言えない、何とも言えぬ余韻を残すものばかり。
後になって、「ウルトラQ」はアメリカのテレビドラマ「トワイライトゾーン」を参考にして作られた番組なのだと知るのですが、一見、子供向けの番組のようで、実は不思議さと不条理に満ちた怪奇現象中心の大人っぽい物語なのでした。
21世紀も2020年代に入り、様々な矛盾や理不尽なことが存在する、複雑な時代になりました。
舞台を今の時代に移した「ウルトラQ」も見てみたいと思うのは、私たけではないはずです。(メディア学部 藤崎実)
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