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左手

2022年7月17日 (日) 投稿者: メディア社会コース

 「女性」だけ「男性」だけではなく「全ての人々」が関わることであると主張を昨日はしましたが、
社会は「女性」や「男性」をどう見ているのかということを含むジェンダー研究はとても大事だと思います。
私はジェンダー研究の当事者ではありませんが、様々な研究成果は目を見張るものがあります。
 
 私たちが今普通だと思っている「女性」や「男性」、LGBTQIA+を観察して、
その観察結果を考えることは今を生きる私たちに大事なことだと思います。

 さて、私にこのようなことを考えさせたきっかけは、SF作家ル・グィンの『闇の左手』です。
映画にもなった『ゲド戦記』の作者は、性別が変化する人を全く自然に描いていました。

 この解説だけ読むと、読むのに面倒な本だと思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
大学時代に友人とこの本の感想を話すために、2時間近くの長電話をして、
それでも足りず大学に登校しても休み時間も食事の時間も話し合ったことを思い出します。

山崎晶子

 

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