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若者よ!選挙に行こう!! Part1

2022年7月 6日 (水) 投稿者: メディア技術コース

新しい研究テーマを始めた健康メディアデザイン研究室の千種(ちぐさ)です。人体を健康メディアとしてとらえメディアをつかって自らの健康をデザインするための研究を行っている研究室です。

そろそろ参議院選挙も佳境ですが、皆さんは選挙に行きますか?またはもう期日前投票をすませましたか?
ということで今回の話題は選挙です。

ヤフーニュースによると、2017年10月22日に投票・開票が行われた衆議院議員選挙、つまり第48回衆議院議員総選挙における投票者ピラミッドなどを作成し、世代間の意見力について投票率の観点から考察しています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20200706-00186658

まず、よく見る世代別の投票率です。一般的に若者の投票率が低くて、高齢者の投票率が高い、という程度の情報です。しかしよく考えてみてください。これだけで全体を把握できているでしょうか?選挙は得票率で当選が決まりますが、そのベースとなるのは投票数ですよね。

Photo_20220709000101



ということは、世代ごとにどれくらいの人数がいるかわかる情報があるとよいですね。これは総務省が良く提示している人口ピラミッドが役立ちます。そして、上記のサイトでは、投票数も各年齢層の四角い箱の小さい部分(単位:万人)としてプロットしてくれています。


Photo_20220709000102その人口ピラミッドの女性18歳~34歳の17歳の年齢幅の投票数は371万人、男性18歳~34歳の投票者数380万人です。また女性65歳~69歳の5歳の年齢幅の投票数は363万人、男性65歳~69歳の投票数は347万人です。おどろくことにほぼ同じ投票数となっています。

つまり、65歳~69歳の高齢者の投票数は、若者の18歳~34歳の約5分の1以下の年齢幅なのに、投票数がほとんど同じです。つまり若者は少ない人口構成であり、さらにはより低い投票率であるため、自分たちの世代の意見を高齢者に比べて5分の1しか意見反映できていないことになります。

つづく
そして驚くことに、この17年間の幅を持つ若者の投票数と

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