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子供プログラミング講座(1)

2022年8月17日 (水) 投稿者: メディア技術コース

皆さん、こんにちは。寺澤です。

私は数年前から毎年、八王子市の夏休み子ども講座のお手伝いをしています。八王子市では夏休みの子供向けイベントをたくさん用意していますが、そのうちの2つにかかわっています。今年も8月6日と7日に実施されたので、このブログで簡単に紹介しようと思います。

東京工科大学八王子キャンパスは八王子市内にあり、八王子市との様々な地域連携活動も行われています。「子どもプログラミング体験」と「夏休みプログラミング体験講座」は東京工科大学と八王子市の共催で実施されており、私は大学側の窓口(と一部の講師)を担当しています。

8月7日はJR八王子駅近くの市の施設「クリエイトホール」の講座室で「夏休みプログラミング体験講座~Unityでゲームを作ろう」が実施されました。小学校5年生から中学生までを対象とした3時間の講座を午前と午後の2回実施しました。講師は南多摩中等教育学校生徒さんのUnity講座の時にもお願いした演習講師の藤森先生です。Unityを使って制作や研究をしている本学学生にスタッフとして受講者3名に1人程度ついてもらいました。受講者は小学生が主体だったようです。プログラミングの経験がある人は比較的多かったのですが、Unityの経験者はほとんどいませんでした。

Unityは作ったものをすぐにグラフィカルに動作確認でき、そのための部品もそろっていて直感的にわかりやすいことが特長の一つです。そして部品の動作を決める部分をプログラムで記述していくので、プログラミング初心者にも理解しやすい環境になっています。今回はボールが転がりながらコインを取っていくという基本形のゲームをもとに、少し各自の工夫を加えたものを作成しました。中には、教わっていないことにも独自にチャレンジしている子もいました。頼もしいですね。

この講座は以前は八王子キャンパスに来ていただいて演習室のPCで実施していたのですが、昨年と今年は新型コロナの影響で演習室の環境を提供できない可能性があることから、学部で確保している演習用のノートPCにUnity等をインストールしたものを一時的にクリエイトホールに運んで実施するスタイルとなっています。南多摩中等教育学校の時に続き、これらの準備には今回も実験助手の阿部先生に多大なご協力を頂きました。ありがとうございました。

(メディア学部 寺澤卓也)

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