飛び級のすすめ
2022年9月26日 (月) 投稿者: メディア技術コース
メディア学部の大淵です。
東京工科大学では、前期の卒業式(学位記授与式)を9月22日(木)に行いました。メディア学部の卒業生は全部で21名でしたが、そのうち半分以上が「学士修士早期一貫プログラム」の学生さんです。ものものしい名前ですが、簡単にいうと「飛び級」です。
この制度は、通常4年かかる大学卒業までの期間を3年半に短縮し、さらに通常2年かかる大学院修士課程を1年半に短縮し、合わせて5年間で修士課程修了までを終えてしまうというものです。今回卒業した対象者の皆さんは、そのまま大学院に進学し、1年半後の修士号取得を目指します。この制度、もちろん成績などの条件はありますが、メディア学部では毎年10名前後の人が利用しており、多くの人にとって現実的な目標になっています。
飛び級のメリットとして、まず第一に、学費が1年分節約できるということがあります。一般的に修士卒の平均給与は学士卒よりも高いので、2年かけて修士号を取っても十分に元は取れると思いますが、そこからさらに1年分の節約というのは、かなりコスパがいいですね。
もう一つのメリットとして、印象に残る履歴書というのがあります。就活のときなど、人事担当者が履歴書を見ると、飛び級しているのは一目瞭然ですから、自然と成績優秀であることのアピールができます。最近の学生さんは謙虚な人が多くて、自分の成績を上手にアピールできなかったりもするのですが、履歴書に書いてあれば自慢するまでもありません。しかもこのメリットは、新卒のときだけでなく転職のときにも有効なので、10年後、20年後にも役立つかもしれません。
我こそはという受験生の方、メディア学部で早期修了を目指してみませんか?
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