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卒業研究「プロダクトデザイン」の皆さん(2022年3月卒)のポスター紹介 5回目(最終回)

2022年9月19日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

大きな台風が過ぎ去り、少し涼しくなってきました。秋が近づいてきましたね。

今回の5回目で20223月卒の卒研生の皆さんのポスター紹介は最終回です。

今日は、深野さん、松岡さん、眞鍋さん、和田さんのポスターを紹介します。

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深野さんは、コロナ禍のため、誰もが毎日マスクを使用するようになった状況下において、マスクの収納や取り出しなど、多々の問題点を指摘し、マスクのパッケージのありかたに着目しました。調査やディスカッションの結果、マスクそのもののデザインのありようにも改善すべきとの結論に至りました。これを踏まえたアイデア探索の結果、ロール状のマスクとそれを適切に収納・補充入れ替えができる道具のデザイン提案を行いました。

松岡さんは、電子情報機器の増加や変化に対して、作業用デスクの対応が不足していることを指摘しました。調査の結果、ケーブル類はもちろん、小型化してきた電子情報機器の収納面での対応が不足していることを確認しました。このことを踏まえ、スライド機構で収納の多様性に対応でき、デスクとしてのデザインの魅力にも配慮した電子情報機器用デスクのデザイン提案を行いました。

眞鍋さんは、コロナ禍の中で人々がこれまで以上に衛生面に敏感になっていることに着目しました。そして、マスク着用は必須としても衣服に付着してしまうウイルスの対応をできる限り実施することが望ましいことを指摘しました。調査の結果、家の中では特にアウター類は従来どおりに無造作にハンガーにかけてしまっている人が多いことが分かりました。これらを踏まえ、衣類以外のアイテムを適切に配置しながら、衣類どうしが密着をさけ、通風をよくする洋服ハンガーをメインとするシャルフのデザイン提案を行いました。

和田さんは、若者だけでなく洋服などのオシャレに気を遣う人が増えていることを指摘しました。調査の結果、洋服の価格とは別に所有する数が増えすて管理面での課題が出てくることと、衣類に興味のある人のネット通販が加速していることが分かりました。このことを踏まえ、スマホアプリにて、自分が所有している洋服と販売中の洋服の関係がわかるクローゼットアプリシステムのデザイン提案を行いました。

メディア学部 萩原祐志

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