プレイヤーの音声を活用した感情表現のゲームへの応用(日本デジタルゲーム学会での発表)
2022年10月10日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部の三上です.
本日は大学院生黒田まりあさんの研究発表を紹介します.
この研究は「ゲームにおける音響的特徴認識技術を利用した感情表現の活用」と題して,日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会で発表しました.
皆さんが普段会話する際に発する音声の音響的特徴を解析することで,発声している人の感情を推定することができたりします.この技術を活用してゲームプレイヤーの感情を推定することなどができます.
この研究では,こうした音響的特徴認識技術を利用して,プレイヤーが自分の感情をゲーム内のキャラクタに伝える,つまりはゲームのコントローラーの1つとして音声を使おうという研究です.
音声の音響的特徴解析には,過去にも卒業研究の学生が利用した「Userlocal」というシステムを利用します.ユーザーが入力した音声をUserlocalで解析し,感情の数値を取得し,その数値をゲームが取得して,相手のキャラクタの反応に応用しようという方法です.
実験のために,プレイヤーの発話が影響を及ぼしやすい,アドベンチャーゲーム(サウンドノベルゲーム)を作成しました.
まだまだ,実験の数は少ないので,これからこの技術をさらにうまくゲームに応用させていこうと思います.
分析:三上
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