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卒業生の執筆した記事がゲームメーカーズで公開

2022年10月16日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

助教の戀津です。
今回は卒業生の活躍と、おすすめの記事についてご紹介です。

ゲームメーカーズというサイトをご存知でしょうか?
名前の通り、ゲーム制作者やゲーム作りを志す方々のための情報発信メディアで、ゲーム制作のチュートリアルや技術系の記事など多彩なコンテンツを取り扱っています。
実はそのゲームメーカーズの編集長である神山大輝さんは、本学メディア学部及び大学院の卒業生です。

卒業後は音楽制作に向けたレコーディング機器の販売・コンサルティングに従事し、サイドワークとしてゲームに向けた楽曲提供を行っていました。
独立後は音楽事業のほか本学での演習講師も務めていただき、また開発ワークフローや各種DCCツールの知見があったことからテクニカル系の記事執筆業務に従事、2022年5月にゲームメーカーズの立ち上げをしています。

そして今回、CEDECの講演の一つについてまとめた『ダークファンタジーの空気感を描く、『ELDEN RING』の大気表現【CEDEC2022】』という記事が公開されました。
これを執筆されたのが、本学大学院で博士号(メディアサイエンス)を取得された竹内亮太さんです。
元々3DCGプログラムが専門で分野への造詣も深く、またそれを正しくわかりやすく説明する確かな文章力で素晴らしい記事を執筆されました。
注目記事ランキングでも第一位となったようです。

記事中に出てくる用語は3DCGや画像処理技術などの専門的なものが多く、難しい印象を受けるかもしれません。
しかし、紹介されている各種技術が作品創りにどのように活かされているか、工夫のしどころやその肝がどこであるかの解説が非常にしっかりしており、技術の理解を一段と深めてくれる形になっています。
多くの物事でそうですが、技術は技術そのものの説明を見るよりも、それをどのように使うのか、どう使えるから素晴らしいのかが理解できると技術自体への理解も大きく深まります。

技術についてよく知らない方は学習のとっかかりに、ある程度理解している方はその実用事例の参考にと、様々な理解度の方にお勧めの大変よい記事です。
本学のゲーム制作を志す皆様も是非参考にしていただければと思います。

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