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【3D(立体映画)の歴史と挑戦⑤】1980年代に3D(立体映画)の第2次ブームが到来!(メディア学部 藤崎実)

2022年12月 9日 (金) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部の藤崎実です。

1950年代に3D(立体映画)がブームになり、その後、長らく3D映画は作られなくなりました。
しかし、ある時、再び3D(立体映画)に注目が集まる時がやってきます。

それが、1980年代の第2次3D(立体映画)映画ブームです!

マカロニウエスタンとしては初めての3D映画、「荒野の復讐」(1981年)、
13日の金曜日Part3」(1981年)、「ジョーズ3Jaws 3-D)」(1983)などの3D映画が次々と製作されました。

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(画像出所)allcinema「ジョーズ3」https://www.allcinema.net/cinema/10913より

1980年代の、この第2次3D映画ブームの特徴も、ホラー映画の「13日の金曜日」や、パニック映画の「ジョーズ」といったテーマに3Dが使われた点でしょう。

ただし、それらの作品では、3Dが3Dである必然性はほとんどなく、過剰な演出や、陳腐なカメラワークが目立つ映画に留まってしまいました。

ですので、本当に一過性のブームとして、あっという間に1980年代の第2次3D映画ブームは去ってしまったのでした。
やはり、内容が伴っていないといけないのですね。(メディア学部 藤崎実)

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