【3D(立体映画)の歴史と挑戦③】初期の最大のヒット作はホラー映画!!(メディア学部 藤崎実)
2022年12月 7日 (水) 投稿者: メディア社会コース
メディア学部の藤崎実です。
3D(立体)映画の歴史が意外と古いことは前回お伝えした通りです。
まず、1950年代に3D(立体映画)が山のように作られる時期がありました。
その代表作として、「肉の蝋人形」(1953)が挙げられます。
この映画は、今でいうホラー映画ですが、当時の3D(立体映画)における最大のヒット映画となったのでした。
(画像出所)『肉の蝋人形』(1953)のタイトル画面より
世にも恐ろしいホラー映画に3D(立体映画)が使われたというのは、とても象徴的です。
つまり、映画ならではの、映像としてのおもしろさを訴求するために3D(立体映画)が使われたのです!
画像を見ていただければわかる通り、タイトルも立体的です。
ホラー映画の恐怖をさらにかき立てる工夫として、3Dが使われたというわけです。
映画のエンターテイメントは貪欲です。
新しい技術や工夫をどんどん取り入れていくことがよくわかりますね!
(メディア学部 藤崎実)
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