クイズ回答編:感想コメントから元本を類推するPART2
2023年1月12日 (木) 投稿者: メディア技術コース
新しいメディア学の研究テーマに取り組んでいる全国唯一の健康メディアデザイン研究室の千種(ちぐさ)です。人体を健康メディアとしてとらえメディアを活用して自らの健康をデザインしたり、多くの人たちに役立つ健康改善するための健康アプリを制作するための研究を行っている研究室です。
今、大学1年生のフレッシャーズゼミの取り組みとして、最も読みたくなる本を紹介した人を選出するビブリオバトルというワーク実施しました。千種のクラスでは、14人のクラスメンバーを3~4人の4つの小グループに分けて、第1週目は選書とランダムに分けた小グループでの紹介、第2週目は前回とは異なる小グループでの紹介、第3週目は前回および前々回とも異なる小グループでの紹介と小グループ代表の選出+代表選によりクラス内で1名選出、を実施しました。
最初のグループのワードクラウドには「破る」「結末」「卵焼き」とかありました。正解は「461個のお弁当」著者:丸山智、でした。アマゾンに掲載されている書評によると以下のようになっています。なんとなくわかりますね。
「パパの弁当がいい」という息子のひと言から始まったシングルファーザーのお弁当ライフ。「高校3年間、毎日お弁当をつくる!」ことを掲げ、二日酔いの朝も早出の朝も……弁当慣れしない父が作った弁当はなんと461個!
「今日のおかずは最高だった!」
「空豆はにおいがきついから二度と入れないで」
3年間のお弁当を通した父と息子の交流が涙と笑いを誘います。
地方ライブに出れば、その土地のお惣菜を探し、居酒屋では味を盗み、息子のダイエット弁当に知恵を絞る……。旬の食材を使った手作りの弁当には息子に伝えたい想いがぎっしり。
秘伝の調味料、特製おかずのレシピなど、渡辺家の弁当作りの極意も満載!
2番目のグループのワードクラウドには「ミステリー小説」「執事」「お嬢様」とかあります。正解は「謎解きはディナーのあとで」著者:東川篤哉、でした。同じく、アマゾンに掲載されている書評によると以下のようになっています。なんとなくわかりますね。
執事探偵×令嬢刑事のミステリ、新章始動!
本屋大賞第1位&ベストセラーシリーズの国民的ユーモアミステリ、待望の新章スタート!!
宝生麗子の後輩に天然キャラの新米刑事・若宮愛里が加わり、警視庁に栄転した風祭警部は大きなミスを犯して国立署に舞い戻り、新たなメンバーで難事件に挑むが――!?
富豪の家で“無人だった”はずの部屋から発見された長男の首吊り死体の謎。鍵のかかった土蔵で見つかった骨董好きの老人の遺体と血文字のダイイング・メッセージの謎。雑居ビルの裏で発見された墜落死体とそのポケットに入っていた血の付いたナイフの謎。シェアハウスで殺された看護師と5つの目覚まし時計の謎。アパートで殺害されたイケメン大学生と建設作業員が“煙草を吸っている間に”目撃したという怪しい男の謎。
執事探偵・影山の推理と毒舌が冴えわたる、本格ミステリ。
3番目のグループのワードクラウドには「例題」「役に立つ」「考える」とかあります。正解は「考える練習帳」著者:細谷功、でした。同じく、アマゾンに掲載されている書評によると以下のようになっています。なんとなくわかりますね。
AIがあらゆる職場に浸透する日も遠くないかもしれません。
そんな時代に私たちに必要とされるのが「自分の頭で考える力」です。
本書は思考法の第一人者が、主に若い世代に向けて「自分の頭で考える」ための方法をさまざまな角度から解説します。
「無知の知」を知る、何事も疑う、考えるための練習問題等を通じて、あなたの思考回路が動きだします。
4番目のグループのワードクラウドには「重ね合う」「きやすい」「芥川賞」とかあります。正解は「推し燃ゆ」著者:宇佐美りん、でした。芥川賞から想像ついた人もいたかもしれませんね。同じく、アマゾンに掲載されている書評によると以下のようになっています。なんとなくわかりますね。
【第164回芥川賞受賞作】
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。
そして、上述の4名による決戦のビブリオバトルを実施した時、同じく発表者以外からコメントをもらいました。その時のワードクラウドが以下のようになりました。4名の時の混在といった部分も見えています。
そして4名によるビブリオバトルを実施したときの投票結果が以下のようになりました。他の人を抑えて、「考える練習帳」著者:細谷功をビブリオバトルで説明した瀬戸山さんが選ばれました。
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