プロジェクト演習「アドバンストCGアニメーション制作」2022年度後期 学生作品の紹介
2023年3月28日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース
皆さんこんにちは。メディア学部 特任講師の川島です。
今回は、私の担当する演習授業のうち、「アドバンストCGアニメーション制作」の学生作品を紹介します。
この授業は、アニメなどCG業界のプロフェッショナルを目指して高度なCG表現を学ぶ中級者向けの演習です。1学期間かけてグループワークでショートアニメーションを制作します。科目の中では学年毎に個別の授業を実施しており、履修生は段階的に高度な技術を学ぶことができます。多くの学生は3年次の後期まで継続履修をして、就職活動に持ち込めるようなレベルの作品を目指していきます。
それでは、作品をどうぞ!
■ Unmelt GoRound / なにユゑ
少し奥手な主人公のルト君が、スノードームの中の世界に入り込んでちょっぴり成長して帰ってくるお話です。スノードームの中の世界は、ルト君の憧れの世界という事で煌びやかな雰囲気を目指しました。また、プリプロの段階からチーム一丸となってキャラクターの心情を丁寧に考察し、表情や仕草による感情表現に力を入れました。サウンドにもこだわっているので、ぜひみなさんもスノードームワールドに引き込まれてみてください。
■ ピーマンパニック / ふわふわおむらいす
ピーマンが苦手な男の子がピーマンの妖精に野菜の世界に連れていかれて、トラブルに巻き込まれながらも乗り越え、ピーマンの妖精都の友情からピーマンを克服する物語です。
■ ねこのどんでん返し / そば百貨店
私たちには予測できない子供たちの何の変哲もない日常と現実ではありえないネコの非日常をバランスよく描きました。兄弟たちの憎らしくとも可愛らしい表情とネコの2足歩行のアクション、さらにぽこすか喧嘩のシーンは見所です。またそのアクションに見合うようにネコの怒るシーンにはイラストのような怒った目を、兄弟たちがやられるシーンにはバツマークなどを使用しアニメ的表現になるようにモデリングを工夫しました。兄弟たちとネコのほのぼのやり取りを楽しんでください。
■ サイバーエスケープ / SHoCK
私たちが作成した映像作品はサイバー系の逃走アクションです。この作品の主人公オッドはハッカーであり、ある企業から電子マネーを盗み出すためにビルに侵入しました。この作品では、高低差を利用した動きや激しく動くアクションを表現しています。主人公とロボットのチェイスを、疾走感・爽快感を感じつつ楽しんでもらえると嬉しいです。ぜひご覧ください。
「コンテンツ」カテゴリの記事
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019.03.12)
- 学会紹介:ADADA Japan学術大会と情報処理学会EC2019(2019.03.09)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- ゲームの学会?!(2019.03.07)
- 香港理工大学デザイン学部の紹介(2019.03.04)
「授業紹介」カテゴリの記事
- トップレベルの論文を読み込む「CG技術特論」(大学院授業紹介)(2019.03.13)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(3)(2019.02.22)
- タンジブルインタラクションデザイン最終発表(2019.02.13)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(2)(2019.02.12)
「高校生向け」カテゴリの記事
- チュラロンコン大学からのインターン学生との再会(2019.03.14)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- ゲームの学会?!(2019.03.07)
- 香港理工大学デザイン学部の紹介(2019.03.04)
- 香港理工大学デザイン学部を訪問し、学部長Lee先生にお会いしました!(2019.03.03)