CUMULUS 2023: 学会参加シリーズ #3 発表したり聞いたりもしたよ編
2023年4月28日 (金) 投稿者: メディア技術コース
こいつは学会に行くといってビール飲んで寝てるだけなのか、と思われたかもしれません。それも一面の真実ではありますが、他のセッションにでて質問したり自分の発表をこなしたり、キーノートスピーチを聞いたりという学会本来の活動はもちろんしておりました。ただ、あまり書くほどの面白いことはないかも…
発表は一部オンラインで行う人もいて、まだコロナ後の中間的な実施形態のようでした。もしくは、オンラインでもある程度できることがわかった今となってはこれが今後の標準になるのかもしれません。ただネットでの発表は途切れたりすることが頻繁にあって、ハイブリッド環境での実施はまだ快適に行えるということでもなさそうでした。
発表会場の一つ
研究発表の様子(左:オンライン、右:現場での発表)
自分の発表はつつがなく終わり、それなりの反応もいただけて良かったと思いますが、General Assemblyという学会を構成する大学等の参加メンバーによる総会が同じ時間帯に配置されていたため、せっかく知り合いになった先生方のほとんどがそちらに行ってしまいました。総会に参加するのは、1団体1名なので、その他の方は発表のセッションにも来るのですが、残念でした。我が大学からも総会に参加する必要があったので、本来は現地に居る私がでるべきですが、そのような事情で日本にいるデザイン学部の松村先生にオンラインで参加いただきました(なんて、いつも松村先生が出席されているのですが…、へへへ)。
発表もいたしましたよ(スライドの表紙)
キーノートのレクチャーの一つは、Lean Gorissen先生によるNatural Intelligence というタイトルで、自然や生物の観点や仕組みを取り入れた様々なデザインのアプローチについての話で、非常に印象的でした。是非そうしたコンセプトを今後の研究テーマに取り入れたいと思わせられました。真剣に模索したいです。
キーノートスピーチの様子
さて、学会参加の目的は、発表したり発表を聴いたりということだけではないでしょう。学会に参加する多くの研究者と交流し、知り合いになって、今後の連携を模索することも大きな目的です。今回の学会は非常に多くの国から参加者がいて、様々な国からの研究者と出会うことができました。地元ベルギーはもちろんのこと、コーヒーやビールやシャンパンを飲み交わしました方々は英仏独伊瑞芬米伯塞瑞印中…(Facebook, LinkedinのConnection増加…)。ウクライナから参加されている先生ともお会いいたしました…。驚くのは、多くの人が日本(東京)に来たことがあり、そうではない人は来日希望と、日本は人気あるなあと感じました。オンラインの学会だと、発表を通じたコミュニケーションしかありませんが、現地での学会では飲みながらくだらない?話をしつつということがその後の連携に繋がることにもなりそうで、往復の旅程は大変でしたがやはり来る甲斐はあるのだと感じました。
お会いした先生方
太田高志
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