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メディア学部とサクラ:インターネット上のサクラを見破る

2023年4月 8日 (土) 投稿者: メディア技術コース

新しいメディア学の研究テーマに取り組んでいる全国唯一の健康メディアデザイン研究室の千種(ちぐさ)です。人体を健康メディアとしてとらえメディアを活用して自らの健康をデザインしたり、多くの人たちに役立つ健康改善するための健康アプリを制作するための研究を行っている研究室です。

新年度になり桜前線も東北を駆け上っているようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?本学も無事に桜が散り始める中、入学式を終えてフレッシュな1年生がキャンパスにやってまいりました。前回と前々回にメディア学部とサクラという話題をさせていただきましたが、今回はメディア学部にとっての桜(サクラ)の完結編です。

今回はインターネット上のサクラを検出する仕組み、見破る仕組みについてです。既にサービス提供されていて、簡単に商品の口コミのサクラ度合を調べることができます。サクラチェッカーというサービス(https://sakura-checker.jp/)です。

実際に、『3in1 充電ケーブル USB ケーブル 3A 急速充電 充電コード』を購入したのですが、そのケーブルに2つの問題点があり、そのことをサクラと関連付けて調べてみて、検証を行いました。

まず、上記の3種類の充電コネクタがあり、急速充電もあるケーブルを探していました。検索して見つけたケーブルには3千件を超えるレビューがあり、評価が5段階中4の製品で、十分と思って購入しました。購入して、急速充電の機能を電流計で測定してみると、通常の充電速度でした。またコネクタの形状が丸いため、スマートフォンケースによっては干渉して、ケーブルが接続できない状態になります。

この2点だけでもそれなりに問題ですが、なぜ3千件ものレビューがあるのに5段階中4評価なのでしょか?

それは明らかにサクラの存在です。販売企業が高いレビューを書くサクラを募集し、多くの評価が4or5のサクラレビューが集まったからです。実際にサクラチェッカーで調べてみると、5項目のサクラである確率(サクラ度)が
 95%:①価格&製品
 65%:②ショップ情報&地域
 35%:③ショップ評価
 95%:④評価分布/件数
 35%:⑤評価/口コミ日付
となっていて、一方、サクラでないという安全度は
 0%:評価本文&評価者
という結果になりました。①価格からみても製品カテゴリーから見ても、②ショップ情報から見ても、④評価の分布や件数から見てもサクラである確率が高いということになりました。ということでこのようなサービスを企画する点にもインターネットビジネスの新しい側面の一端を見ることができます。

Sakura1

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