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2023年5月5日:GWも 終わり近けり 叢雲や

2023年5月15日 (月) 投稿者: メディア技術コース

文責:榎本(この記事は2023年5月5日に執筆しています)

 

みなさま、楽しかったGWもあと少しで終わりですね。どのように過ごされたでしょうか?

 

私は野沢温泉のお祭りの研究が高じて、野沢に別荘を購入しているのですが、そこで晴れた空と共に暮らしていました。

 

今日は、野尻湖に遠征して、ナウマンゾウ博物館小林一茶記念館に行ってきました。

 

ナウマンゾウとマンモスは近いようで種族が違うんですね。ナウマンゾウは、頭にベレー帽を被ったような骨組みがついているのが特徴だそうです。

 

ナウマンゾウ博物館に行ったところ、5月5日は小林一茶の誕生日で、一茶記念館が無料(普段は入館料500円)ということで、そちらにも足を伸ばしました。生家が柏原という野尻湖近くにあり、記念館があります。「痩ガエル 負けるな一茶 ここにあり(痩せた蛙よ負けるな、一茶がここで応援しているぞ)」「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る(雀の子よ、早くそこをどかないと馬に踏み潰されてしまうよ)」なんかが有名ですね。

 

芭蕉が一生によんだのは1千句なのに対し、一茶が生涯によんだ俳句は2万だそうです。記念館では、一茶直筆の句の帳面が展示されており、何年何月何日、天気、何があったか、の下にその日の俳句が書かれていました。多いものでは、ひと月に109とかありました。つまり、一日3句とかですね。非常に多産で几帳面だったんですね。

 

私もこのブログでたくさんの俳句を行こうかなと思いました。

 

 

 

 

これは野沢の別荘の前の道から撮った今夜の月です。

 

さて一句。

 

GWも 終わり近けり 叢雲や

 

「叢雲(むらくも)」は重なり合った雲です。その奥に月の光が透けていて美しいです。しかし、お天気の良かったこの5日間の後に暗雲立ち込める感じもして、少し先行き不安な今宵です。

 

かしこ。

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