メディア社会コースブログ Web1.0,2.0,3.0について
2023年5月 1日 (月) 投稿者: メディア社会コース
こんにちわ、メディア社会コースの進藤です。
今週は3回にわけて、Web1.0,2.0,3.0(もしくは3)についてお話します。
今回はWeb1.0についてです。
Webは、1990年に,インターネット上の情報にアクセスする仕組みとしてWWW(World Wide Web)がヨーロッパ合同原子核研究機構(CERN)において,ティム・バーナーズ・リーらによって開発されことからはじまります。WWWは,もともとは,インターネット上の学術知識の共有をめざして開発されたもので,ハイパーリンクによって,相互に関連付けられていくという特徴を持っています。
以上のような経緯を経ているため,1990年代初頭までは,インターネットを使う人は,研究者,技術者が多くを占め,あまりビジネスには使われていませんでした。インターネットは自由に議論したり情報をやりとりしたりする場であり,民主的な活動が繰り広げられていました。
続く1990年代半ばからは,一般家庭でもダイヤルアップによるインターネット接続が容易に可能になり,加えて,多様なブラウザが登場することで,様々な情報がウエッブ上で提供されるようになりました。さらには,マイクロソフトによるWindows95のオペレーティングシステム (OS)の提供開始により,Web1.0の時代が本格的に始まりました。さらに,技術の発展と多様な事業者の参入による競争の激化でインターネット接続料金は低下していきました。こうした,インターネット接続やパソコンの性能の劇的な向上と値段の低下,続くスマートフォンの登場が,インターネット,コンピュータの普及と一般化をもたらしたのです。
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