みなさん,こんにちは.メディア学部の兼松です.
6月18日に本年度1回目のオープンキャンパスを実施しました.
メディア学部では,研究室が集まっている研究棟Cでの研究室紹介に加え,片柳研究所棟で学部紹介や模擬授業,そして学生が制作しているゲーム体験や,ゲーム関連研究,音響に関する研究の紹介を行いました.
この記事では片柳研究所棟での展示の様子をご紹介します.
研究棟Cでの様子は加藤先生の記事をご覧ください.
6月18日のオープンキャンパスでは,暑い中,大変多くの方にお越しいただきました.
オープンキャンパスへお越しいただいた皆様は,まず片柳研究所棟1階ロビーで受付していただいた後,多くの方は4階に上っていただき,学部説明や模擬授業に参加していただいたかと思います.
学部説明では,メディア学部の学部長である大淵先生から,メディア学部で取り扱う分野や各コースの紹介などを説明させていただきました.そして学部説明の後は,「最新CG映像の作り方」と題して菊池先生による模擬授業がありました.
学部の名前にもなっているメディアと上手くつきあい,日々の生活や仕事に活かしていくためには,発信する内容を考える(コンテンツコース)ことはもちろん,土台となる技術を理解(技術コース)し,そしてその活用方法や可能性を考える(社会コース)必要があります.そしてこれらはどれかひとつだけをマスターすれば十分ということはありません.
メディア学部では,学習の主軸となる分野を選ぶために3つのコースに分かれますが,卒業研究をおこなうために所属する研究室は必ずしも選択したコース通りである必要はありません.メディアの専門家として求められる幅広い学習・経験ができることがメディア学部の魅力のひとつだと思います.6月のオープンキャンパスにご参加いただけなかった方は,ぜひ7月,8月のオープンキャンパスにお越しください.
片柳研究所棟4階中央にあるコンテンツテクノロジーセンターでは,ゲーム関連研究の紹介とともに,現役学生たちが今作っているゲームの体験会を実施しました.
また,5階中央にあるメディアテクノロジーセンターでは,伊藤彰教研究室の学生たちが,音響関連研究の紹介や,学生が制作したゲームに対して音を当てていく様子の実演を行いました.
メディア学部では,特徴的な授業のひとつである「プロジェクト演習」という枠組みで,それぞれの教員の専門性を活かしたテーマの演習を行なっています.そのテーマのひとつが「ゲーム開発」です.オープンキャンパスで展示している学生制作のゲームは,毎年夏に開催されている東京ゲームショウへの出展を目指して開発しているものです.もちろん,今年のオープンキャンパスでゲームを出展していた学生たちも,9月21日から開催される東京ゲームショウ2023へ出展予定です.オープンキャンパスで展示している時点ではまだまだ開発途中で,完成までにはまだまだ遠い状態のものではありますが,これらのゲームはチーム結成から企画,そして開発まで全て学生が計画して作っています.
まだメディア学部のオープンキャンパスへご参加いただけていない方は,是非これらの展示に触れて,メディア学部でのゲーム教育の一端や雰囲気に触れていただければと思います.また,6月18日にお越しいただいた皆様も,7月・8月のOCに来ていただくと,東京ゲームショウ本番に向けて1ヶ月の間にどれくらい開発が進んだのか,といった楽しみ方もできます.
次回オープンキャンパスは7月23日です.皆様のお越しをお待ちしています.
(文責:兼松)