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新入生・在校生へのメッセージ 「バドミントンサークルの設立 その2:とにかく挑戦!」

2023年6月14日 (水) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、メディア学部社会コースの森川です。
今日の投稿は、今年の3月に卒業した、森川研Kさんのバドミントンサークル設立に関する体験談の続きです。
あまり人の先頭に立つ性格ではないのに、ひょんなことからバドミントンサークル設立の代表になってしまったKさん。
その後どういう運命がKさんを待ち受けていたのでしょうか!?
 
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サークルを設立するにあたって、多くのことを学業と共にこなさなければなりませんでした。
まず、初期メンバーを最低25名を集めなければなりません。
そして、代表のほかに会計というサークル幹部をやってくれる人を見つけなければなりませんでした。
話はまずそれからだということになり、私はTwitterの個人アカウントでメンバー募集の投稿をし、
友人に拡散してもらったり、自分の友人一人一人に声を掛けたり、前のサークルで仲良くなった他学部の友人に声を掛け、
そこから広めてもらうなどといった方法でなんとかメンバーを集めました。
また、サークルの話を雑談でしてた時に冗談で「会計やるよ。」といった友人に冗談ではなく本気でお願いをし、
会計をやってもらえることになりました。
もしかしたら断ることのできない圧があったかもしれません、笑
 
次は顧問の先生を見つけること、これは前サークルの顧問の先生に事情を話し、引き続き顧問をしていただけることになりました。
 
他にもたくさんの資料を準備し、提出をすることを授業の合間を縫って行いました。
それ以外にもバドミントンサークルの倉庫の掃除を会計の友人と1日かけて行い、
先輩方が置いて行ったラケットもナンバリングをし、貸出ラケットを準備しました。
暑い中休まず行っていたので、今思えばあの掃除が一番大変でした。笑
 
その後、サークル担当のAさんが私達の熱意を認めてくださり、良くしてくださったおかげで、
本来だと厳しいところを先生方にも認めていただくことができ、無事サークルを設立させることができました。
 
サークルを設立させてからはメンバーも徐々に増え続け、今では180名以上の部員数になりました。
私は代表としてみんなが楽しむことのできるサークルを作りたかったので、チーム戦を行ったり、後輩の名前や学部、学年を把握し、
私がそうであったように友人をつくることのできる場であり、バドミントンを楽しんでもらうことのできる場を作るように努力しました。
 
その後新3年生に引き継いだのですが、私の努力が伝わり、後輩はサークルを絶やすことなく引き継いでくれることを約束してくれました。
また、多くの同級生に「サークルを作ってくれて本当にありがとう。」と言ってもらうことができ、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
たくさんの人に支えてもらい、同級生や後輩、先生方には本当に感謝してもしきれません。
 
この出来事から私は人前に出ることにも慣れ、他にもリーダーなどを積極的に務めることができました。
私があの時軽い気持ちでサークルを作ると言っていなければ、あの時学務課に聞きに行っていなければ、今の私はいないと思っています。
私の人生の分岐点でもあるこの出来事は生涯忘れることはできません。
こんなにも多くの人に出会うことができ、こんなにも多くの人に感謝されるようなことは人生でこの一度だけだと思っています。
 
何事も深く考え、慎重に行動することも大切だとは思いますが、たまには何も考えずに気楽に決断してみることも大切なのではないかなと思います。
私は以前から深く考えすぎてしまうところがあったのですが、この出来事以降、「何事にも挑戦してみなければわからない」という気持ちが強くなり、
多くの素晴らしい経験をすることになりました。
 
みなさんも深く考えすぎてしまうときは「とにかく挑戦してみよう」という気持ちでたくさんのことにチャレンジしてみると、
もしかしたら何か良い方向に物事が傾くかもしれません。
 
「とにかく挑戦!」の気持ちをもって自分の一度きりの人生を楽しんでください。
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「人にグラウンドを1周走ってもらおうとするなら、自分が10周走っている姿を見せないといけない」
昔見たドキュメンタリーの中で、そういう言葉を聞いた覚えがあります。
Kさんがサークル設立に成功した理由は、Kさんが10周走っている姿を見せたからなのではないでしょうか。
その「一生懸命さ」に人はついてくるし、達成感や充実感も生まれるのです。
皆さんも是非、何かに力を尽くして取り組んでみてください。
大学時代にはそれができる時間とチャンスがあります。
 
次回はまた、別の先輩からのメッセージをお届けします。
お楽しみに!
 
(メディア学部 森川 美幸)

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