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2023年8月

オープンキャンパスでの言語メディア研究室の研究紹介

2023年8月30日 (水) 投稿者: メディア技術コース

2023年8月6日と20日に開催されたオープンキャンパスに言語メディア研究室も参加し、言語メディアに関する研究紹介を行いました。両日とも、当研究室で現在進めている10個の研究テーマについて来場者の皆様に紹介しました。12枚のポスターを展示するとともに、大型ディスプレイでデモも実施しました。

 

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8月6日に研究紹介してくれた研究室メンバーです。

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8月6日は、大型ディスプレイを使って、小説を分析する目的と手順について詳しく説明しました。

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8月20日は、大型ディスプレイを使って、広東語を楽しく学べるゲームアプリケーションを来場者に体験してもらいました。5つの項目のそれぞれで5問ずつ、計25問の問題が出題されます。広東語の単語や文に関して、文字列を見たり発音を聞いたりして正しい選択肢を来場者に選んでもらいました。

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20名以上の方にゲームアプリケーションを体験していただけました。そのうち、25問すべてに挑戦してくれた方のスコアを「広東語スコアボード」に記録しました。ホワイトボードに、来場者のハンドルネームとスコアを記録していきました。オープンキャンパス終了後に最高点を確認したところ、最高点は23点/25点でした。中国語や広東語に特に詳しいわけではない高校生の方がベストのスコアでした。おめでとうございます!
現在、このゲームアプリケーションは改善を続けています。来年の春ごろに研究発表することを予定しています。詳細については、その研究発表を楽しみにお待ちいただければと思います。

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8月20日に研究紹介してくれたメンバーです。片付けの時の写真です。

 

猛暑であったり、時々激しい雨が降ったりする中、八王子キャンパスまでご来場くださり、オープンキャンパスにご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。
(文責: 松吉俊)

 

2023年度学長賞表彰式

2023年8月29日 (火) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の寺澤です。

以前、「学部長賞」の表彰式について記事を書きましたが、今回は「学長賞」についてです。学長賞には3種類あって、各学部毎年度の1年間の成績がトップだった人(各学年1名)と、それに続く優秀な成績だった人(各学年数名)に授与されるもの、以上は翌年度に表彰があります。この記事はこれらの方の表彰式について書いています。もう一つは在学期間中を通して成績が最優秀だった人に授与され、卒業式の日に表彰されます。

各学年で成績順位2位~8位だった皆さんの表彰式は7月18日の昼休みに行われました。学長に代わり大淵学部長が代読して授与しました。残念ながら都合が合わず出席できなかった方もいますが、記念撮影の写真を掲載します。

4年生(3年次の成績優秀者)

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3年生(2年次の成績優秀者)

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2年生(1年次の成績優秀者)

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そして各学年で昨年度トップだった人は7月19日に八王子キャンパスの全学部学科の該当者が集められ、学長から直接、表彰状を渡されました。左手手前の後ろ姿3名がメディア学部の受賞者です。

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受賞された方、おめでとうございます。

このほかにもメディア学部にはプロジェクト演習等で頑張った人を表彰するメディアエキスパート賞というのもあります。努力してきたことの証として受賞するというのは誇ってよいことです。在学生の皆さん、がんばりましょう!

(メディア学部 寺澤卓也)

サウンド×ヒューマン研究室・卒業研究中間発表会

2023年8月28日 (月) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の大淵です。

8月4日(金)に、当研究室の卒業研究発表会を行い、最終発表1名と中間発表4名の合計5名が、それぞれの研究成果を発表してくれました。今年度に入ってからは、新型コロナの影響もほとんどなくなり、それぞれ順調に研究を進めることができました。テーマの内訳は、歌声が2件と声優の声が1件、あとはシンセサイザーと立体音響が1件ずつです。今年もいい感じに多様なテーマが揃いました。

今年の卒研生の皆さんに特徴的なのは、テーマを決めて研究に取り掛かってみたら、準備段階が思いのほか大変だったというパターンの人が多いということです。例えば、データを集める段階でいろいろと困難があり、それを乗り越えるための「データ収集の方法」が研究のメインテーマになりそうな人がいます。なんだか研究の入口で右往左往しているようにも思えますが、そうやって苦労したデータ収集そのものが立派な研究成果になるといったケースはよくあります。そういうことも含めて、どこに進むのかわからないところも、研究の楽しさのひとつですね。

後期に入ってからも、まだまだ研究の方向がいろいろ変わっていく可能性もありますが、皆さんの研究の最終形がどんなものになるのか、私も楽しみに見守っています。

先端映像創作論2023

2023年8月25日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

こんにちは。コンテンツコースの椿です。

3年生向けの講義「先端映像創作論」では、1週だけマットペインティングの演習を行っています。マットペインティングとは、1枚の写真を元にして、他の画像と合成したり、背景等を描き足したりすることで新しい画像を作る手法です。以前にもこのブログで何回か書いてきましたが、今年の作品もご紹介します。

 

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上の課題画像は、David B. Mattinglyによる「マットペインティングハンドブック」ボーンデジタル社(2012年)で公開されているものです。これを元に、マットペインティングで新しい画像を作成してもらいました。

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元の画像とは全く異なる風景が表現できています。これらを最初から描くと大変ですが、写真を合成することで短時間で新しい画像を作ることができる、というのがマットペインティングです。

東京工科大学オープンキャンパス2023年8月20(日)開催レポート(メディア学部 藤崎実)

2023年8月24日 (木) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部の藤崎実です。
東京工科大学オープンキャンパス第4回目が、20238/20(日)に開催されました!

快晴の暑い中、多くの来場者が八王子キャンパスに集まりました。
片柳研究所の前の噴水の水がまぶしいですね!
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まずは1階で受付です!
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片柳研究所の4階では三上研究室の学生さんたちが、出展の準備中でした!
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片柳研究所の5階では、伊藤彰教先生の、サウンドメディアデザイン研究の準備が進んでいました!
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同じく片柳研究所の4階では大淵学部長によるメディア学部の紹介が始まりました!
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続いて三上先生による模擬授業が行われました!
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広報部の職員や教員も来場者を迎えます!

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2023年のオープンキャンパスも熱気に包まれて、大盛況でした!

(メディア学部 藤崎実)

 

メディアのための物理2023

2023年8月23日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

コンテンツコースの椿です。こんにちは。

メディアのための物理という授業を担当しています。2年生向けの講義です。ゲームとVRのための物理、画像・CGのための物理、音響処理のための物理、と3つに分け、メディア学部に関係の深い領域に絞った内容にしています。

毎回、授業中に小レポート課題を出し、授業中に授業専用のページから電子ファイルで提出してもらっています。計算問題や式を変形する問題が多いです。そのため、PCで記述すると手間がかかります。例えば、WordやPowerPointの数式入力のツールを使うと、見やすいきれいな式を書くことができますが、時間も余分にかかります。そこで、書き方やファイル形式は自由にしています。

手書きで紙に書き、スマホで撮影してその写真を提出される方が半分くらいで、タブレットでペン入力される方も少しいます。他の方は、PCで書かれているようです。PCの方は色々な書き方をされていて、例えばxの2乗だと、x2、x^2、POWER(x,2)、x**2があります。私が読めればよいということにしているので、どれでも構わないのですが、読みながら、Excelの書き方に倣っているのか、JavaScriptかな、これはTeXみたいだな、と余計なことも、つい考えています。

ただ、気になっている点は、PCで書かれたレポートの方が計算ミスが多いことです。理由はよく分かりませんが、PCだと計算に集中しにくいのかもしれないと私は思っています。しかし、紙に書くことを強制や推奨するのも時代と合わないように思え、何か良い方法がないかと考え中です。

2023年度 第4回オープンキャンパス開催報告 (研究棟Cでの研究紹介)

2023年8月22日 (火) 投稿者: メディア技術コース

2023年8月20日(日)に東京工科大学にて2023年度 4回目のオープンキャンパスが開催されました。メディア学部も以下に挙げるイベントを実施しました。

  • 学部説明会
  • 模擬講義「ゲーム体験を支える遊びの構造」(三上先生)
  • 各研究室での研究紹介

メディア学部には、メディアコンテンツコースメディア技術コースメディア社会コースという3つのコースがあります。オープンキャンパスでは、それぞれのコースに所属する教員・大学生たちが自身の研究やその面白さについて来場者に紹介しました。このブログ記事では、研究棟Cにて研究紹介を行っていた研究室メンバーの様子を写真でお伝えします。どの研究室も興味深いことを研究しておりますので、本学部で学修・研究できる内容に興味がありましたら、ぜひメディア学部の公式サイトをご覧になったり、来年度のオープンキャンパスに足を運んでいただけたりしたら嬉しいです。入学案内や入試情報は大学のホームページでも公開しています。

メディアコンテンツコース (アプリケーション制作の紹介)

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メディア技術コース (画像認識、自然言語処理、IoT技術、CG技術、音声処理の紹介)

Nagata_20230822150501 Matuyosi Terasawa_20230822150801 No Ohbuchi

 

メディア社会コース (データ分析手法、産業構造、ゲーム教材、マーケティングコミュニケーションの紹介)

Suzuki_20230822151501 Sakaki Matsunaga Fujisaki

 

8月下旬となりましたが、全国的にまだまだ暑い日が続きます。受験生の皆様はこの夏と秋が追い込みの時期かと思います。熱中症への十分な警戒をしながら、希望の進路に向けて勉強等に取り組んでいただければ幸いです。

(文責: 松吉俊)

専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2023前期

2023年8月21日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

コンテンツコースの椿です。こんにちは。

専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」では、プロジェクションマッピングの作品を制作します。
今期作られた作品の中から、いくつかをご紹介します。

 

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平らな面が出っ張ったり凹んだりしているように見える作品です。実物で見ると本当に立体的に見えました。プロジェクションマッピングの王道だと思います。

 

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こちらは、お椀の中に入れた液体に投影 した作品です。幻想的な雰囲気がきれいに表現されています。実際に飲めてしまう点もおもしろいです。

東京工科大学オープンキャンパス2023年8月6(日)開催レポート②(メディア学部 藤崎実)

2023年8月19日 (土) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部の藤崎実です。
東京工科大学オープンキャンパス第3回目が、20238/6(日)に開催されました!

8/20(日)にも第4回目が開催されることから、前回のオープンキャンパスを写真で振り返ります!

片柳研究所の4階では、次世代CGを研究している川島研究室の学生さんたちが迎えてくれました!
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メディア学部ではいろいろな研究が行われていますね!
音楽、映像、CG、キャラクターデザイン、相互行為、広告、マーケティング、経済、SGDs
アニメ、AI、などなど・・・

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さてさて、インテブロではおもしろいデモンストレーションが始まるようです!

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会場では来場者に向けてのデモが始まりました!

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オープンキャンパスでは、メディア学部の説明に続いて模擬授業も行われます!

 

東京工科大学を志望されている方はもちろん、
これから大学選びをされる方も、オープンキャンパスにぜひご参加ください!
得るものが大きいはずです。

次回はいよいよ明日!820日(日)です。

https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/index.html


(メディア学部 藤崎実)

セキュリティ(3)

2023年8月18日 (金) 投稿者: メディア社会コース

月曜日に書いたことは、契約を調べること、水曜日は焦っている時ほど冷静にということでした。

実は、私もこの間ひっかかりそうになりました。私のメールボックスのゴミ箱を調べていたところ、たまにゴミ箱に重要なメールが入っていることがあるのです。一応情報セキュリティについては知っているはずなのにどうして引っかかりそうになったかは、実は私もそのときものすごく焦っていた上に、いかにもありそうなトピックだったからです。そして引っかかりそうになったときに私を止めたくれたのは、またしても学生さんでした。わざわざ調べてくれて教えてくれました。

情報セキュリティには、他にもいろいろとありますが、まず最初に「情報」を得て、そして焦っていること冷静にということが必要です。

また、この3回に書いた事例で、私に関わる月曜と金曜の例では東京工科大学メディア学部ソーシャルコースの学生さんにとても助けられていることが事実で、きちんと情報を調べる学生さんに私は大変感謝しています。

 

山崎晶子

東京工科大学オープンキャンパス2023年8月6日(日)開催レポート①(メディア学部 藤崎実)

2023年8月18日 (金) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部の藤崎実です。
東京工科大学オープンキャンパス第3回目が、20238/6(日)に開催されました!

しばらく経ってしまいましたが、今週末、8/20(日)にも第4回目が開催されることから、
前回のオープンキャンパスを写真で振り返ってみたいと思います。

当日は快晴!多くの来場者が八王子キャンパスに集まりました!
まずは片柳研究所の1階で受付です!

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片柳研究所の4階と5階では、これから来場者に向けての準備に余念がありません!

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では、こちらに展示されている説明をざっと見ていきましょう。

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なるほど!ゲームの開発も行っているのですね!

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インテブロの案内係に遭遇しました!気さくでやさしそうな先輩ですね!

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さて、ここでキャンパスの風景もざっと見てみましょう。

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こちらから見える先に、メディア学部の研究室がずらりと並んでいる「研究棟C」」やランチを食べる「厚生棟」があります。

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キャンパス内には給水コーナーもあります。

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さて、ではランチを食べにいきましょう!

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(パート②に続く)

#オープンキャンパス


(メディア学部 藤崎実)

セキュリティ(2)

2023年8月16日 (水) 投稿者: メディア社会コース

月曜日には、私も含めて契約内容を確かめることが必要であるとのお話をしました。

今日は、遠い昔のお話をしたいと思います。私はその頃学部生で、授業の選択に迷っていました。ちょうどある先生が3週続けてお休みになっていていたのですが(その時に補講があったかどうかどうしても思い出せません)、授業のオリエンテーションも聞かずにその授業を選択しました。そうしたところ、先生が青い顔をして出てきて私たちに話してくれました。キャッシュカードを落としたら銀行から電話があって、「預金の保護をするので暗証番号を教えてほしい」と言われて、そのまま教えたら預金が引き出されてしまった。本当に驚きましたが、人間はあるタイミング(キャッシュカードをなくす、誰かが心配)という時に、電話を含めた連絡があったらそれについつい引きづられてしまうようです。

焦っているときほど、冷静にならないといけないようです。

 

山崎晶子

セキュリティ(1)

2023年8月14日 (月) 投稿者: メディア社会コース

皆さんも「情報セキュリティ」についてはいろいろとお話を聞いていると思いますが、

今回は、私や周囲の経験を少しだけお話しします。

数年前の夏休み、私は朝早く起きました。そして自分のメールをチェックしたところ、絶対に自分がクレジットカードを使わないところで「お客様は昨日使いましたか?」という由のメールを受けました。もしも使っていないようでしたら、このURLをクリックすることとあり、迷った末にクリックしたところ24時間受付のクレジットカード会社の受付にたどり着きました。そこで、自分のクレジットカードのナンバーが漏れていて、それをクレジットカード会社が気づいたことがわかりました。

よく海外ではそのようなことが多く起こると言われていましたが、日本国内でも多く起こっているとのことでした。

クレジットカードは保証があるところにしましょうということをよく新聞を読む学生さんに教えてもらったことでした。

つまり、契約内容を確かめなくてはいけないということです。

この話は続きます。

 

山崎晶子

 

2023年度 第3回オープンキャンパス報告(研 C 紹介)

2023年8月11日 (金) 投稿者: メディア技術コース

こんにちは、メディア学部の加藤です。

8月6日に 3回目のオープンキャンパスが開催されました。

メディア学部では前回同様に、学部説明、入試説明、菊池先生による模擬授業のほか、片柳研究所と研究棟Cの2箇所で研究室紹介・展示が行われました。

 

以下、研究棟Cの様子について紹介します。

研究棟Cではメディア学部に30ある研究室のうち、以下の 13の研究室が展示を行いました。

以下、出展研究室です。

【コンテンツコース】

・竹島研究室「コンピュータビジュアリゼーション」

可視化によるデータ解析の事例を紹介しました。
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・伊藤(謙)研究室「楽曲分析と音楽制作」

音楽系研究室での研究・制作の取り組みをポスターで紹介しました。

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・菊池研究室「VFX映像の作り方」

CGによるVFX映像がどの様に制作されるのかを紹介しました。

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【社会コース】

・山崎研究室「相互行為って何?」

人と人が一緒にいるときのやり取りを科学的に説明しました。

・鈴木研究室「社会課題の把握と解決」

社会課題に関するデータ分析やコンテンツ制作について紹介します。

・松永研究室「“進化+深化”の eラーニングの世界」

様々なゲーム教材を紹介します。

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・藤崎研究室「SNSとマーケティングコミュニケーション」

SNSを活用したマーケティングコミュニケーションについてご紹介します。


【技術コース】

・永田研究室「画像処理あれこれ」

画像認識の為の技術を紹介しました。

・松吉研究室「ことばを扱うコンピューター」

テキストデータを知的に処理する技術を紹介しました。

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・柿本・盧研究室「ビジュアル情報学」

CGのモデリング技術とレンダリング技術の応用研究を紹介ました。

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・羽田研究室「メディアとエンタテインメント」

ゲームではないエンタテインメントのためのコンピュータの使い方について紹介しました。

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・大淵研究室「デジタル音響処理と人間の聴覚」

コンピューターで作った色々な音製作を紹介します。

・加藤研究室「ユーザインタフェースのファブリケーション」

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加藤研究室では、研究室(C523)にてデジタル工作機器を用いて作成可能なインタフェースの最新研究を紹介しました。

今回デモ展示した研究は以下の 5つの研究プロジェクトです。

 Origami Speaker: 導電性インクの印刷だけで作る折り紙スピーカー

 FoodSkin: 食品上に形成した金箔回路によるユーザの食体験拡張

 ShiftTouch: 微細なタッチ座標制御によりタッチパネルの入力を拡張するシート状インタフェース 

 LightTouch: 画面発光をタッチ入力に変換するタッチスクリーン用ガジェット

 MilboxTouch: 側面に入力インタフェースを持つカードボードHMD

 規則的な食生活を促すバーチャルペット型食生活支援システム

 

太田・加藤研究室では、今回展示した研究の他にも多くの研究プロジェクトを推進しています。

研究内容や活動は以下の Webサイトから閲覧することができます。

興味のある方はぜひ覗いてみてください。

https://cmdlab-web.studio.site/

2023年度・第3回オープンキャンパス開催報告

2023年8月 9日 (水) 投稿者: メディア社会コース

202386日(日)に、今年度第3回目のオープンキャンパスを開催しました。前回に引き続き、研究棟C5階にある山崎・鈴木研究室は出展をして、前回の2倍以上の見学の皆様を迎えることができました。

研究室では、鈴木祥平先生が中心になって作られた「防災意識を向上させるゲーム」を展示し、山崎・鈴木両名の研究の説明を行いました。来訪してくださった皆様は、学生の熱心な説明を喜んでくださいました。

 見学者からは、「社会コースとは何でしょうか?」「研究はどんなことをしていますか?」「就職先はどんなところですか?」「コースと就職先は結びついていますか?」など質問をいただきました。私たちの質問に対する答えだけではなく、説明にも関心をもって学生や教員の話を聞いてくださいました。

受験生や高校生だけではなく、ご父兄やお子さんなど、普段大学では接することができない方とお話しできて学生も教員も新しい刺激をいただきました。私たちの説明が皆様に少しでも大学への関心や理解を増やすことができたら幸いです。

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こちらが当日説明に当たった二人の教員と学生・院生です。

 

 

 

 

いただいた質問に、「3つもコースがあるんですが、大学に入ったらどのように皆さんはコースを選んでいるのですか」というものがありましたが、同じ5階にあるいくつかの研究室をご紹介しますが、3コースそれぞれに属していますが、どの研究室も他のコースと交流しています。

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こちらは86日の模擬講義をした菊池先生の研究室です。CGによるVFX映像がどのように制作されるかを紹介しました。学生スタッフがディスプレーの動画から「これぞ!」という瞬間を選んでの前でポーズをしてくれました。写真に映るモニターをどうかご覧ください。

 

 

 

 

 

 

Img_0052_1 永田研究室は、画像認識のための技術を紹介してくれました。下の写真も「これぞ!」という瞬間を選んで見せてくれている瞬間です。右側が永田先生、左側が学生スタッフです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Photo_20230808193101 松吉研究室はテキストデータを知的に処理する技術を紹介しました。学生スタッフは自分たちの発表のポスターの前にいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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竹島研究室は可視化によるデータ解析の事例を紹介しました。それぞれのスタッフは自分の研究発表のポスターの前に立っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このどの研究室も、自分たちが手塩にかけた研究と、自分たちの大学への愛着を皆さんにもご紹介したいと、工夫を凝らして見学者の皆さんをお待ちしています。

 

暑い中ですが、片柳研究所からはバスも出ています。是非いらしてください。

東京工科大学・メディア学部・社会コース

山崎晶子

 

 

 

 

エンタテインメントコンピューティング2023のご案内

2023年8月 7日 (月) 投稿者: メディア技術コース

技術コースの羽田です.

今月末の 8/30から 9/2にかけて,エンタテインメントコンピューティング2023という学会が東京工科大の八王子キャンパスで開かれます.本学での開催ということもあり私をはじめ多くのメディア学部の教員がスタッフとしても参加して準備に追われています.略称ECと呼ばれるこの学会は情報処理学会のエンタテインメントコンピューティング研究会の主催するもので,ゲーム,音楽,遊びなど「楽しいこと」をテーマにした研究が数多く発表されます.

https://ec2023.entcomp.org/

特徴としてはいわゆる口頭発表(プレゼンテーション)だけではなく,実際に動いている研究に触れられるデモも数多く展示される学会です.この数年はコロナ禍ということもあり十分に対面でデモを見せることはできなかったのですが,今年は久しぶりに完全対面開催ということで多くのデモが展示される予定です.

さらに今年は,大学の学部3年生までの人は情報処理学会のジュニア会員に登録したあとで学会に参加登録することで参加費が無料となります.本学の学生のみならず東京近郊であれば,卒業研究の開始前に参加してみるのもよいと思いますし,高校生でも参加登録することができますのでぜひ申し込んでみてください.
ただし無料で参加登録が可能なのは8月25日までですのでお早めにどうぞ.たくさんの人と八王子のキャンパスで会えることを期待しています.

(羽田)

2023年度・第2回オープンキャンパス開催報告その3(明日のオープンキャンパスにむけて)

2023年8月 5日 (土) 投稿者: メディア技術コース

技術コースの羽田です.

明日の 8/6は東京工科大学のオープンキャンパスの日です.
東京では台風の影響も今週末までは持ち堪えるようで明日も良い天気の予報になっています.
暑い中にはなりますがみなさんのお越しをお待ちしています.
さて,東京工科大学では7月23日にもオープンキャンパスが行われました.その様子を簡単にお伝えしましょう.
いくつかのBLOG記事にもありますとおり,メディア学部のオープンキャンパスでは主に研究室の公開が行われています.模擬授業や学部説明などもありますが,どちらかというと大学生が実際にどのような研究をしているかを見せるのが主な目的です.そして説明をするのもそれぞれの研究室に所属する学生となります.

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我々の研究室でも過去の研究のうちからいくつかを展示して訪れた高校生やその保護者に対しての説明を行いました.

煤を使って絵を描くための装置や,VRでの体験を拡張するためのデバイスなどです.

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明日のオープンキャンパスは新4年生の研究を展示する予定にしています.

前回来られた方もそうでないかたも明日のオープンキャンパスでお待ちしています!

(羽田)

【授業紹介:2023年度「音楽入門」での作曲(3)】ハーモニー付け

2023年8月 4日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の伊藤(謙)です。

3回目の今回は、前回ご紹介した各メロディにハーモニー付けしたものをお聴きいただきましょう。

まず、ファの音のみの【音列③】によるメロディに付けたハーモニーです。

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一番上のファの音だけでなくベースのドの音も繰り返され、ファとドの音に挟まれた内声の響きが緩やかに変化します。
音楽的に大きな変化を作らず、これからの展開を期待させるようなイントロに仕上げました。


次は【音列②】によるメロディに付けたハーモニーです。

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この部分はイントロ直後に置かれ、IM7-IIm7-V7の定番のコード進行で始まります。
それに続くのはIM7-IIm7-IIIm7-IVm7というベース音が順次上行するコード進行で、
音列の最後のミ(E)の音から始まるシンコペーションと相まって音楽的な起伏を作ります。
ベースとハーモニーを受け持つ左手の伴奏によって、ワルツらしい曲調が感じられるかと思います。


【音列①】によるメロディはサビとして作られ、この曲で最も盛り上がる部分に置かれています。
リズミカルなメロディに付けられたハーモニーをお聴きください。

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サビではAm7-D7(♭9)-GM7-E7のコード進行が3回繰り返されますが、上の楽譜の通り、2回目は音列の音を全て使わずに独自のフレーズを繋げて、単調にならないよう工夫しました。

サビのメロディはこのあとコード進行(とテンポ)を変えて再び演奏されます。また、音列①と音列②のメロディはエンディングにも現れます。


さて、「名前に含まれる音名から作られる音列の選定」「音列からのメロディづくり」「メロディへのハーモニー付け」と3回にわたって、今期の「音楽入門」での作曲についてご紹介してきました。

完成した楽曲の演奏動画は後日、このメディア学部Blogでご紹介したいと思います。公開まで今しばらくお待ちください。

最後に、この授業の最終回で演奏したときの様子を写真でご覧いただきましょう。

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(メディア学部 伊藤謙一郎)

【授業紹介:2023年度「音楽入門」での作曲(2)】メロディづくり

2023年8月 2日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の伊藤(謙)です。

今回は、前回ご紹介した3つの音列から私が作ったメロディをご覧いただきましょう。

曲の中で最初に現れるのは【音列③】によるメロディです。

2023_3__ver31

 

・・・・・・。

ファの音が鳴っているだけですね。

実際の曲では一つ一つのファの音にそれぞれ異なる和音をつけています。
音符の上に書かれたコードネームをご覧ください。
2023_3__ver3_20230803161701


この【音列③】のメロディはイントロとして曲の冒頭に置かれています。
次回Blogでその響きをお聴きいただきましょう。


次に現れるのは【音列②】によるメロディです。

2023_2__ver3_20230823121101

2拍休んで3拍目から始まるメロディです。
黒い音符の部分は私が独自に考案したもので、これに【音列②】のメロディが繋げられて反復されます。


しばらく曲が展開されて、最後に現れるのが【音列①】による次のようなメロディです。

2023_1__ver3_20230823121601


【音列①】は、ちょうど4小節にピタッとハマり、このメロディが何度か繰り返されます。
3つの音列の中で、最も躍動感のあるメロディになりました。


次回のBlogでは、これら3つのメロディにハーモニーを付けたものをお聴きいただきましょう。
今回ご紹介したそれぞれのメロディのニュアンスの違いをさらに感じていただけると思います。


(メディア学部 伊藤謙一郎)

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