« 先端映像創作論2023 | トップページ | 2023年度学長賞表彰式 »

サウンド×ヒューマン研究室・卒業研究中間発表会

2023年8月28日 (月) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の大淵です。

8月4日(金)に、当研究室の卒業研究発表会を行い、最終発表1名と中間発表4名の合計5名が、それぞれの研究成果を発表してくれました。今年度に入ってからは、新型コロナの影響もほとんどなくなり、それぞれ順調に研究を進めることができました。テーマの内訳は、歌声が2件と声優の声が1件、あとはシンセサイザーと立体音響が1件ずつです。今年もいい感じに多様なテーマが揃いました。

今年の卒研生の皆さんに特徴的なのは、テーマを決めて研究に取り掛かってみたら、準備段階が思いのほか大変だったというパターンの人が多いということです。例えば、データを集める段階でいろいろと困難があり、それを乗り越えるための「データ収集の方法」が研究のメインテーマになりそうな人がいます。なんだか研究の入口で右往左往しているようにも思えますが、そうやって苦労したデータ収集そのものが立派な研究成果になるといったケースはよくあります。そういうことも含めて、どこに進むのかわからないところも、研究の楽しさのひとつですね。

後期に入ってからも、まだまだ研究の方向がいろいろ変わっていく可能性もありますが、皆さんの研究の最終形がどんなものになるのか、私も楽しみに見守っています。

イベント」カテゴリの記事

« 先端映像創作論2023 | トップページ | 2023年度学長賞表彰式 »