紅華祭研究室紹介
2023年10月13日 (金) 投稿者: メディア技術コース
皆さん、こんにちは。
10月8日、9日の2日間、東京工科大学八王子キャンパスにて学園祭『紅華祭』が開催されました。今年の紅華祭はコロナ以前の状況にかなり近く、雨がちな天気ではありましたが、多くの方の来場がありました。ありがとうございました。私の研究室では毎年紅華祭で研究室公開を行っています。今年は写真を撮りそびれてしまったのですが、卒業研究を行っている12名が自分のテーマのポスターを作成し、パネル展示して説明を行いました。4年生はシフトを組んで、3人くらいずつで対応していました。micro:bit(ハードウェア、開発環境)などの研究にも使用している機材の展示や体験会も実施しました。
似たような機会として、オープンキャンパスがあります。メディア学部では現在年4回行われている八王子キャンパスのオープンキャンパスで、何度か研究室公開をすることになっています。オープンキャンパスは6月から8月にかけて実施され、この時もパネル展示や説明を行っていますが、対象者が高校生と保護者中心です。この時点では4年生の卒業研究の進捗状況はかなり学生によって違っています。したがって、卒業した先輩の研究を中心に説明を行うことが多いです。また、説明に不慣れなので、私が何度か来場者対応をやって見せています。
一方、紅華祭では、4年生自身の進行中の研究に関する展示が主です。来場者もお子さん連れのご家族から、卒業生、かなり年齢が上の先輩、他学部の学生など、さまざまです。4年生はオープンキャンパスや研究室内の発表会、学部で義務付けられている中間発表などの発表機会で徐々に鍛えられ、説明がうまくなっていくのが感じられます。ほかの人の研究も自分の研究も説明するので、先輩や同期生の研究内容に関する理解も深まり、どうすれば対象者ごとにわかりやすい説明になるか考えて話せるようになっていきます。
卒業研究も終盤です。残された時間でまだできていないことを進めなければなりません。その先に卒業論文の執筆と最終発表、そして学生によっては学会発表もあります。卒業研究やこのような発表機会の経験により、主体的に考える、わかりやすく手短に伝える、建設的な議論ができる、などの力が付きます。今後は指導教員にとっても修羅場?が予想されますが、各自が体調をキープしつつ満足のいく形で研究をまとめられることを願っています。
(メディア学部 寺澤卓也)
「イベント」カテゴリの記事
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019.03.12)
- 卒業研究最終発表「コンテンツプロデューシング/ゲームイノベーション」プロジェクト(2019.02.20)
- サウンド×ヒューマン研究室・2018年度卒業研究発表会(2019.02.11)
- Global Game Jam 2019 最終発表(2019.01.29)
- Global Game Jam 2019 β版発表(2019.01.27)