メディア学部の新しいカリキュラムが動き出します!
2024年1月 1日 (月) 投稿者: メディア技術コース
2024年4月から、メディア学部の新しいカリキュラムが始動します。
1999年の発足以来、メディア学部は常に時代に先行した教育の実現を目指してきました。2003年に始まったプロジェクト演習では、通常の授業の枠にとらわれずに、ゲームやアニメ、音楽といったテーマでの専門的な学びの場を提供してきました。2016年に始まった先端メディア学/先端メディアゼミナールでは、低学年のうちから最先端の研究に触れ、学会発表などの成果を挙げてきました。それでも、時代はさらに先へ先へと進んでいきます。私たちは、今から5年後、10年後を見据えて、さらに新しい教育のスタイルを考えてきました。そして今年、それらが具体的な形となります。
ひとつめの目玉は、あらたに始める「社会連携プロジェクト」です。これは、プロジェクト演習の一部などで、学外の企業・機関と一緒にやっていた活動に着目し、それを更に活性化するため、短期集中で取り組めるようにしたものです。履修する学生は、いくつかの必修科目を除く大半の時間をプロジェクトに専念して過ごし、大きな成果を挙げることが期待されています。
ふたつめの目玉は、これまでの前期・後期制から、1年を4つに分けたクオーター制への移行です。1年を細かい期に分けることで、ある期は講義に専念してたくさんの単位を取り、その代わり別の期には特定の活動に時間を割くといったことが可能になります。特定の活動というのは、上で述べた社会連携プロジェクトでもいいですし、海外留学やインターンシップ、作品制作や起業など、自分でやりたいことでも構いません。
その他にも、新しい講義科目の導入や、プロジェクト演習の枠組みの拡大、演習科目の再編など、様々な改革を予定しています。今でも十分に楽しいメディア学部ですが、これから更に楽しく、更に深く学べる学部へと変わっていきます。皆様、どうか2024年のメディア学部に注目していてください。
メディア学部長 大淵康成
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